【ポケカ】レジドラゴVSTARデッキの回し方と最新優勝レシピを解説

レジドラゴVSTARデッキのデッキレシピや回し方について解説していきます。

初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

また、最新のレジドラゴVSTARデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。

レジドラゴVSTARデッキの最新優勝デッキリスト

6月20日 ジムバトル優勝

6月18日 ジムバトル優勝

レジドラゴVSTARデッキのトレンドや環境での立ち位置

ナイトワンダラーで超強化

レジドラゴVSTARの《トラッシュの竜ポケモンの技を使う》という特徴上、これまでも「オンバーンex」や「ドラパルトex」登場時などに度々注目されていました。

そして、今回の「ナイトワンダラー」で超強力な2つの武器を手にしたことで、ついに環境デッキとも渡り合えるデッキとして現在大流行しています。
1つ目の武器は「オノノクス」で、上下共に強力な技を持っています。

上技では《特殊エネルギーがついているポケモンを気絶させる》ことができ、主にルギアに刺さる効果となっています。
ただし、ミストエネルギーがついていると無効化されるため、ルギア側も対策は可能です。

もう一つの技は、230ダメージ＋自分の山上3枚をトラッシュします。

この230というラインが地味に優秀で、これまではノーリスクで出せる技のダメージがドラパルトやヌメルゴンの200が限界でした。

これによって、たねのポケモンexやポケモンVを処理しやすくなっています。

山上トラッシュも基本デメリットではありますが、このデッキの場合は、竜ポケモンが落ちてくれるメリットにもなります。
2つ目の武器は「キュレム」で、大本命はこちらです。

強力な技を持っている代わりに、特性をクリアしないと使いにくいというタイプのポケモンですが、レジドラゴであればそんなことはお構いなしに3エネで技《トライフロスト》を発動することができます。

トライフロストは、相手の場3体に110ダメージを与えるという超強力な技で、合計ダメージは驚異の330点です。

ただし、使用後はエネルギーを全てトラッシュするという重いデメリットがあります。

そのため、使うタイミングが重要にはなりますが、ルギアのチラチーノやドラパルトのドロンチなど、非エクなら1進化でもまとめて倒すことができます。

レジドラゴ相手の際はマナフィを置くのが必須になるでしょう。

レジドラゴVSTARデッキの特徴

レジドラゴは、状況に応じて様々な技を使い分けられるのが魅力のデッキです。

トラッシュにある竜ポケモンの技を使用することができるため、場に出すことのないトラッシュ用の竜ポケモンがデッキに多く採用されているのが特徴的です。

どんな竜ポケモンの技でも3エネで使用できるのは大きな魅力ですが、レジドラゴ自身の要求が草草炎と、別々のエネルギーを要求されることからも構築や技発動の難易度が高めです。

いかにしてトラッシュにほしい竜ポケモンを落としつつ、レジドラゴにエネルギーを加速させていくかというのが重要になります。

レジドラゴVSTARデッキのサンプルリストと値段

※ 6/20 ジムバトル優勝

「オーガポンみどりのめんex」と組み合わせたレジドラゴデッキです。

オーガポンの特性で、手札の草エネをオーガポンに加速できるため、加速した草エネを「エネルギーつけかえ」でレジドラゴに移すことで早期の技発動を狙っていきます。

「ポケモン回収サイクロン」や「ボタン」などが採用されていることで、スタートでタケルライコやキュレムが出てしまった際のケアができるようになっています。

レジドラゴVSTARデッキの回し方

レジドラゴVSTARデッキの回し方について、進行ターンごとに要点をまとめていきます。

1ターン目の動きと目指す盤面

1ターン目に優先したいのは「レジドラゴV」を置くことです。

2ターン目からレジドラゴVSTARに進化して攻撃できるように、レジドラゴVを1体は置くようにしましょう。

次に、優先したいのはオーガポンを置いて特性《みどりのまい》を発動することと、レジドラゴへのエネ加速です。
「大地の器」を使用して、技として使う竜ポケモンをトラッシュしつつ、草エネや炎エネをサーチし、オーガポンの特性で加速しましょう。

エネルギーが余っている場合は、レジドラゴVにも手貼りしておきたいです。

2ターン目の動きと目指す盤面

2ターン目に優先したいのは「レジドラゴVSTAR」で技発動を狙うことです。

まずはレジドラゴVSTARに進化して、VSTARパワー「レガシースター」を発動することで、竜ポケモンをトラッシュしながら技を発動させるために必要なカードを拾います。
レジドラゴの技発動にはエネルギーが3つ必要なため、2回の手貼りだけでは足りません。

グッズ「エネルギーつけかえ」を使って特性で加速したオーガポンからレジドラゴに移すことで、2ターン目から技を発動することができます。

状況に合わせて使いたい技を持っている竜ポケモンを手札にサーチしつつ、手札をトラッシュできるカードで落としていきましょう。
相手の場にマナフィが居なければ、技《トライフロスト》で進化元をまとめて取ってそのまま勝つこともできるでしょう。

ただし、エネルギーをトラッシュしてしまうので、トライフロストだけで勝てるような盤面でない限りはおとなしく別の技を使っていきましょう。

中盤以降の立ち回り

3ターン目以降もレジドラゴメインで戦っていきます。

1体目のレジドラゴで戦いつつ、2体目のレジドラゴを育成していきましょう。

もしもレジドラゴの育成が難しい状況であれば、オーガポンでも攻撃していきます。

基本的な殴り合いの展開では「ヒスイヌメルゴン」や「ドラパルト」の技が強力です。

ヒスイヌメルゴンの技では受けるダメージを80軽減できるため、相手に「ボスの指令」や「テツノツツミ」などで入れ替えさせられない限り、まずワンパンされることはなくなります。

また、ドラパルトの技はベンチにもダメカンでダメージを与えていくことができるので、最終的にキュレムの《ドライフロスト》でサイドをまとめ取りできるようにHPを調整をしていくのが強力です。

終盤の勝ち切り方

基本的には最後までレジドラゴで戦っていきます。

ドラパルトの技で与えたダメージからキュレムの《トライフロスト》でまとめ取りを狙ったり、タケルライコの技《きょくらいごう》で、エネルギーをトラッシュしながら大型のワンパンを狙いましょう。

この二つの技は非常に強力な代わりに場のエネルギーをトラッシュしてしまうので、使用することで相手のゲームテンポを大きく崩せる場合や、最後以外では使わないようにしましょう。

採用カードの使い方と採用理由の解説

レジドラゴVSTAR

このデッキのメインアタッカーです。

技《りゅうむそう》でトラッシュの竜ポケモンの技を使うことができます。

HPが280なのも優秀で、素でもまずワンパンされることが少なく、ヒスイヌメルゴンの技を使うことでさらに耐久力が高くなります。

VSTARパワーは技として使いたい竜ポケモンがトラッシュできるというシナジーがありますが、重要なカードが落ちてしまう可能性もあるため、今技を使うために必要なカードや、今後の展開を考えて慎重に拾うカードを選びましょう。

オーガポンみどりのめんex

レジドラゴへのエネ供給＋サブアタッカーとしての役割を持ちます。

基本的に今のレジドラゴはオーガポンの特性でつけたエネルギーをエネルギーつけかえでレジドラゴに移す型がテンプレになっています。

レジドラゴが育った後もオーガポンを加速し続けることで、ドローしながら2体目のレジドラゴ育成用のエネルギーを貯めたり、必要に応じて自身も攻撃に参加できます。

タケルライコの技の打点が伸びやすくなることからもシナジーが良いポケモンです。

ドラパルトex

いわずと知れた最強技《ファントムダイブ》を持っているポケモンです。

レジドラゴの場合は、キュレムの《トライフロスト》でベンチにも攻撃できるため、ダメージを蓄積させておくことに意味があります。

進化ポケモンのため、スタートする心配がないというのも大きなメリットです。

ヒスイヌメルゴンVSTAR

技《アイアンローリング》で実質的にレジドラゴのHPが360になるため、まずワンパンされることがなくなります。

殴り合いのゲーム展開になった時に一番無難な選択肢となる技です。

200ダメージでは中々大型をワンパンできませんが、手負いになった大型を最終的にキュレムでまとめ取りするという戦法も取れるのがこのデッキの強みです。
こちらも進化ポケモンのため、スタートする心配がないというメリットがあります。

キュレム

技《トライフロスト》で110ダメージを3か所に与えることができます。

ドラパルトや、ヒスイヌメルゴンでダメージを負わせたポケモンをまとめて倒すことが可能です。

非常に強力な技ですが、エネルギーを全てトラッシュしてしまうため、使うタイミングには気を付ける必要があります。

タケルライコex

技《きょくらいごう》によるトラッシュしたエネルギー×70点の青天井ダメージが魅力です。

4枚280点、5枚350点でどんな大型でもワンパンすることができるため、基本的にはオーガポンの特性を毎ターン使って場にエネルギーを貯めていくのが重要になります。

オノノクス

オノノクスは主にルギア対策として強力な技です。

ただし、「ミストエネルギー」で対策はできるため、相手のプレミなどを拾えれば美味しいぐらいの技ではあります。

下技の230点が本命で、ドラパルトやヒスイヌメルゴンでは微妙に足りないたねポケモンexなどをワンパンできるのが強力です。

ミュウex

特性でのドローが主な役割となるポケモンです。

竜ポケモンをトラッシュしたり、オーガポンの特性で手札からエネルギーを加速したりと、手札消費が激しいデッキのため相性がいいです。

また、エネルギーつけかえを駆使すれば技《ゲノムハック》も使えるので、状況によっては相手の技をコピーして動かすことも可能です。

エネルギーつけかえ

オーガポンとセットで使うグッズです。

オーガポンの特性で加速したエネルギーをレジドラゴに付け替えるために使います。

大地の器

手札の竜ポケモンをトラッシュしつつ、エネルギーをサーチできます。

オーガポンの特性用のエネルギーを持ってこれることや、2タイプのエネルギーを持ってこれること、手札を切れることなど、非常にデッキと相性がいいグッズです。

スーパーエネルギー回収

手札にエネルギーをまとめて回収できるため、オーガポンの特性や手貼りの安定感が上がります。

また、手札を切れるカードなので、竜ポケモンをトラッシュする際にも活用できるのが強みです。

キャンセルコロン

主にキュレムの技を使うときに活躍するグッズです。

相手のマナフィを「ボスの指令」などでバトル場に呼ぶことで、マナフィを倒しつつ、ベンチにもダメージを与えることができます。

ポケモン回収サイクロン

レジドラゴデッキにおすすめのACE SPECです。

このデッキの場合は、回復手段や負け筋になるポケモンを回収するという目的だけでなく、”「タケルライコ」や「キュレム」でスタートしてしまうという事故のケア”もできます。

タケルライコやキュレムでスタートしてしまうと最悪で、倒されるまでレジドラゴで技が使えなくなったり、入れ替えが大変だったりと、大きく展開が遅れてしまいます。

また、単純にヌメルゴンの技で相手の技を耐えやすいので、後半で手負いのレジドラゴを回収できるのも強力です。

博士の研究

手札をトラッシュしつつ一気にドローできます。

竜ポケモンをトラッシュに送る必要があるレジドラゴデッキと相性がいいドローサポートです。

ボタン

ポケモン回収サイクロンと同様で、「タケルライコ」や「キュレム」でスタートしてしまった時の事故ケアができるサポートです。

ただし、回収サイクロンと違ってレジドラゴVSTARは回収できないため、汎用性は高くありません。