【ポケカ】リザードンexデッキの回し方と最新優勝レシピを解説
2024/11/26
リザードンexデッキのデッキレシピや回し方について解説していきます。
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のリザードンexデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
リザードンexは、ナイトワンダラーに収録された「ヨノワール」によって大幅な強化を受けました。
ヨノワールは、自身を気絶させる代わりに相手のポケモン1匹にダメカンを13個のせるという強力な特性を持っています。
リザードンexの場合、あえてサイドを取らせることで火力が上がるため、状況に応じてワンパンラインを上げることができるのも相性が良いです。
ベンチ狙撃も可能なので、マナフィや進化前のポケモンなどを倒したり、リザードンの攻撃と合わせてサイドをまとめ取りする動きが強力です。
進化前のサマヨールの段階で似たような特性を持っているのも優秀な点で、のせられるダメカンの量は減りますが、サイドを取らせてリザードンexの火力を上げることができます。
ナイトワンダラーで超強化を受けたリザードンをさらに強化することになったのがステラミラクルで登場した「ブライア」です。
ブライアは、テラスタルの技でポケモンを倒すとサイドを1枚多くとれるという超強力な効果を持つ代わりに、相手のサイドが2枚ピッタリのときにしかつかえないというツツジより重い条件がついています。
この条件を満たしやすくなるのも「ヨノワール」の強みで、相手のサイドが3枚の時に《カースドボム》を使えばブライアの使用条件を満たすことができます。
《カースドボム》で非エクを倒しつつ、ブライア後のリザードンの技でバトル場のex等を倒せば一気にサイドを4枚取りすることも可能になりました。
リザードンexデッキは、高耐久、高火力のリザードンexをひたすら押し付けるというデッキタイプです。
リザードンexをふしぎなアメでできるだけ早期に立てて、後は自身の特性のエネルギー加速を使って息切れすることなく技を使っていくことができます。
2進化ポケモンがメインであることや、技の性質上から序盤に難があるデッキですが、後半の制圧力が凄まじいため、押されていたはずがいつの間にか逆転しているという状況になることも少なくありません。
ナイトワンダラーで登場した「ヨノヨール」などを採用したデッキリストです。
元々中~後半に逆転を狙うデッキだったため相性が良かった「カウンターキャッチャー」「まけんきハチマキ」「ナンジャモ」といった”サイドで負けている時”に使えるor強いカードを、サマヨールやヨノワールの特性でより強く使えるようになっています。
リザードンexは、公式から「バトルマスターデッキ」という構築済みデッキが販売されています。
環境で活躍しているようなリザードンexのデッキに使用するカードの多くはこの構築済みデッキに入っているので、まずはバトルマスターデッキを購入して、プラスで必要なカードをシングル購入で揃えていくのがおすすめです。
下の記事では低価格でできるバトルマスターデッキの改造などについても解説しているのでぜひ参考にして見てください。
リザードンexを使う上で、サイドが何枚の時にどのぐらいの火力が出るのか覚えておくのは非常に重要なポイントになります。
現環境で特に重要なワンパンラインは以下となります。
1ターン目の最優先はヒトカゲを2体以上立てることです。
2ターン目からリザードンexに進化して攻撃していきたいため、次の相手のターンで1体はヒトカゲが倒されてもいいように「なかよしポフィン」などを使って2体はヒトカゲを展開しましょう。
余裕があればポッポを立てておくと、次のターンにピジョットexに進化することから始めることでやれることが増えます。
また、ロトムVの特性は、技を使用しない1ターン目に使うのが最も強力なので、ターンの最後に使用して3ドローし、番を返しましょう。
ふしぎなアメを使ってリザードンexに進化し、特性で自身にエネ加速して相手のバトル場に攻撃を仕掛けていきましょう。
1ターン目にポッポが用意できていた場合は、先にピジョットexから進化することで、ピジョットの特性で「ペパー」をサーチし、ペパーからさらにリザードン用の「ペパー」+「森の封印石」を持ってくるという動きが強力です。
リザードンexを持っていなければ、「森の封印石」をロトムにつけてVSTARパワーを使うことでサーチすることができます。
パーツが揃っていなければここまで回した方が良いですが、攻撃できる準備が整っているなら無理に「森の封印石」を切らなくてもいいでしょう。後半で役立つ可能性があります。
中盤から後半に欠けて「かがやくリザードン」を挟んでいくことが、リザードンexデッキでサイドレースを進めていくうえで非常に重要なポイントになります。
かがやくリザードンは、サイドを1枚しか取られないポケモンながら250ダメージという非常に高い火力を出せるポケモンです。
代わりに自身のサイドが減らないと技を使うのが困難なため、サイドが3枚以下になったぐらいのタイミングで、手貼りやリザードンの特性でエネ加速し、動かしていきましょう。
また、リザードンexは序盤にサイドレースで不利を背負うことが多いため、まけんきハチマキやナンジャモ、カウンターキャッチャーなどを上手く使いながら、中盤以降でテンポを取っていくのが重要です。
HP330のリザードンをワンパンし続けるのは難しいため、どこかで1回攻撃を耐えて手負いになったリザードンを逃がし、サイドレースで逆転するタイミングを作るのが重要になってきます。
当然、相手はボスの指令などを使って手負いのリザードンを呼び出してくる可能性が高いため、ナンジャモの手札干渉を使ってボスを流すプレイなども必要になってきます。
また、それに合わせて敵の盤面を「カウンターキャッチャー」で操作するのも強力なので、状況に応じて「ピジョットex」の特性を活用しながら敵が攻撃できなくなるような対策を行いましょう。
フトゥー博士のシナリオや、崩れたスタジアムを使って盤面を整理するのも強力です。
片方で森の封印石を使ったロトムV、もう片方で手負いのリザードンexを場から消すことで、残りサイド2枚の状況でフルHPのリザードンだけを残すというプレイも可能です。
デッキの主役カード
ポケモンexで最も高いHPに加えて、最大330ダメージという全てのポケモンをワンパンできる技を持ったポケモンです。
2進化であることや、序盤の火力不足が難点になりますが、それを踏まえても余りあるほどのカードパワーがあります。
特性で簡単にエネルギーを加速できることから、比較的デッキの拡張性が高いのもこのポケモンの魅力でしょう。
以前はビーダルと枠を競っていたポケモンですが、現在は苦手だった「頂への雪道」がレギュ落ちしたということもあり、ピジョット型のリストが多くなっています。
好きなカードを毎ターン持ってこれるというのが非常に強力で、逃げエネが0なのも地味に優秀なポイントでしょう。
回し方の部分でも触れましたが、先にピジョットを経由してからリザードンを準備するというのが鉄板ムーブとなっています。
ロトムVと森の封印石は、ほぼセットでリザードンデッキに採用されています。
1ターン目に技を使わないデッキのため、ロトムの特性と相性が良く、2ターン目の手札の質を高めてくれます。
ネストボールで持ってこれるドローソースとして機能するのが魅力の1つでしょう。
また、ペパーを多く採用しているため、「ふしぎなアメ」のついでのような形で持ってきた森の封印石から様々なルートに派生できるのも魅力でしょう。
炎エネが入るデッキの定番かがやく枠です。
わざの性質的にもリザードンデッキとの噛み合いが良く、手貼りやリザードンexの特性で中盤以降は簡単に動かすことができます。
中盤にサイドを1枚しか取られないかがやくリザードンを挟むことで、サイドレースを有利に展開することができます。
新弾「ナイトワンダラー」から登場したリザードンexデッキ期待の強化パーツです。
ベンチ含めダメカンを乗せてポケモンを倒せるだけでなく、サイドを自主的に減らすこと自体がリザードンexの技やデッキと噛み合いが良いです。
サマヨールの段階で50ダメカンを乗せられるのが優秀で、序盤から実質的にリザードンの火力を80伸ばすことができます。
2ターン目に進化したいポケモンexデッキなら入れない理由がないカードです。
リザードンの場合は、1ターン目に最低でもヒトカゲ2体+ポッポ1体を盤面に用意したいため、1枚なかよしポフィンが絡むだけで非常に展開が楽になります。
最近ではヨマワルも出せる対象に加わったので、より重要度が増したと言えるでしょう。
2進化デッキはこれがないと始まりません。
確実に2ターン目に引きに行きたいので、ペパーをフル投入させている理由にもなっているカードでしょう。
後半の息切れ対策として採用されるカードです。
リザードンexの特徴として、ほぼ手貼りをする必要が無いことから、デッキのエネルギー枚数を少なくできるという強みがあります。
すごいつりざおはこの強みを最大限に発揮できるカードで、倒されたリザードンについていたエネルギーを山札に戻してから新しいリザードンを用意することで、戻したエネルギーを即再利用することができます。
リザードンの後半から巻き返す性質と非常にマッチした効果を持ったグッズです。
ナンジャモやペパーなどと一緒に使えるのがなにより強力な点でしょう。
最近では自分でサイドを減らせるサマヨール、ヨノワールが入ったことで、より使いやすくなりました。
カウンターキャッチャーと同様にサイドで負けていると使えるカードです。
こちらもサマヨール、ヨノワールの登場で使いやすくなっています。
とくに自身のサイドが2枚で負けている時に「まけんきハチマキ」が付いていると330ダメージを出せるので、相手のリザードンexやドラパルトexをワンパンできるようになるのは覚えておいた方が良いでしょう。
exに対してのみダメージを+50できる道具です。
特にサイド3枚以降の中盤で使うことで相手の大型ポケモンexをワンパンできるようになるのが強みです。
また、序盤に使ってパオジアンexのようなたねポケモンexを倒すのも良いでしょう。
デッキの核となるサポートです。
実質ふしぎなアメの5~8枚目であり、序盤の展開札が無ければポフィン、中盤火力が欲しければベルト、後半の逆転でカウンターキャッチャーなど、ゲーム中どのタイミングでもまず腐ることがないカードです。
こちらも回し方の部分で前述しましたが、ロトムVがいる時に「森の封印石」を持ってくることで、試合中1回だけ”「ポケモンのどうぐ」を持ってくる”という効果が”「好きなカード」を持ってくる”になります。
妨害兼、ドローソースとして優秀なサポートです。
序盤に使っても手札を切らずに手札交換ができるというのが優秀な点です。
最も、ナンジャモが一番輝くのはゲーム後半で、相手の手札を1~2枚にすることで動きを抑制しつつ、自分はピジョットexの特性で好きなカードを持ってくることができます。
リザードン側は進化をふしぎなアメに頼っているため、場合によっては詰ませることも出来ます。
ただしタイミングを見計らって、相手がふしぎなアメを持っている場合は簡単に復帰されてしまうので、トラッシュを確認したり、タイミングを見計らって使うのが重要です。
リザードンexデッキは、リザードンの耐久力を盾に後半から捲ってくるデッキタイプのため、簡単にワンパンされるのに弱いです。
草タイプのポケモンであれば、170ダメージ以上の技でワンパンできるため、比較的簡単にリザードンexを倒すことができます。
採用できるデッキは選びますが、テツノイバラexの特性で「ルール持ちの特性」を無くすことで、リザードンexのエネ加速、ロトムVのドロー、ピジョットexのサーチを全て止めることができます。
リザードンex側は何としてもテツノイバラをどかす必要がありますが、マキシマムベルトを拾えないと中々倒せないというのも強みでしょう。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のリザードンexデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
リザードンexデッキの最新優勝・入賞デッキリスト(ステラミラクル環境)
7月30日 ジムバトル優勝 ブライア+偉大な大樹採用
デッキコード |
---|
vkf51F-Vq3zpo-1FkFdV |
7月30日 ジムバトル優勝 ブライア採用
デッキコード |
---|
XUyyp2-29G92b-2EpXMX |
リザードンexデッキのトレンドや環境での立ち位置
ヨノワール採用で打点アップ
リザードンexは、ナイトワンダラーに収録された「ヨノワール」によって大幅な強化を受けました。
ヨノワールは、自身を気絶させる代わりに相手のポケモン1匹にダメカンを13個のせるという強力な特性を持っています。
リザードンexの場合、あえてサイドを取らせることで火力が上がるため、状況に応じてワンパンラインを上げることができるのも相性が良いです。
ベンチ狙撃も可能なので、マナフィや進化前のポケモンなどを倒したり、リザードンの攻撃と合わせてサイドをまとめ取りする動きが強力です。
進化前のサマヨールの段階で似たような特性を持っているのも優秀な点で、のせられるダメカンの量は減りますが、サイドを取らせてリザードンexの火力を上げることができます。
ブライア採用でサイド4枚取りも
ナイトワンダラーで超強化を受けたリザードンをさらに強化することになったのがステラミラクルで登場した「ブライア」です。
ブライアは、テラスタルの技でポケモンを倒すとサイドを1枚多くとれるという超強力な効果を持つ代わりに、相手のサイドが2枚ピッタリのときにしかつかえないというツツジより重い条件がついています。
この条件を満たしやすくなるのも「ヨノワール」の強みで、相手のサイドが3枚の時に《カースドボム》を使えばブライアの使用条件を満たすことができます。
《カースドボム》で非エクを倒しつつ、ブライア後のリザードンの技でバトル場のex等を倒せば一気にサイドを4枚取りすることも可能になりました。
リザードンexデッキの特徴
リザードンexデッキの特徴 | |
---|---|
Tier | Tier1 |
使用難易度 | ★★☆☆☆ |
デッキの強み | ・リザードンexの耐久力と火力が高い ・リザードンの特性でエネ加速に困らない ・後半の火力アップでカウンター性能がある |
デッキの弱み | ・2進化のため序盤の安定感に難あり ・序盤の火力が低い |
リザードンexをふしぎなアメでできるだけ早期に立てて、後は自身の特性のエネルギー加速を使って息切れすることなく技を使っていくことができます。
2進化ポケモンがメインであることや、技の性質上から序盤に難があるデッキですが、後半の制圧力が凄まじいため、押されていたはずがいつの間にか逆転しているという状況になることも少なくありません。
リザードンexデッキのサンプルリストと値段
ピジョット型+ヨノヨール
デッキコード | VbFkkV-4zKr1y-vk5vwk |
---|---|
値段 | 13,000円~ |
元々中~後半に逆転を狙うデッキだったため相性が良かった「カウンターキャッチャー」「まけんきハチマキ」「ナンジャモ」といった”サイドで負けている時”に使えるor強いカードを、サマヨールやヨノワールの特性でより強く使えるようになっています。
バトルマスターデッキを改造するのもあり
価格 | 3,000円(税込) |
---|
抜くカード | 新たに入れるカード |
---|---|
ヒトカゲ-2枚 リザード-1枚 アルセウスV-2枚 アルセウスVSTAR-1枚 ファイヤー-1枚 エンテイ-1枚 ビーダル-2枚 ビッパ-2枚 ネストボール-2枚 ポケモン入れ替え-2枚 ナンジャモ-1枚 ボスの指令-1枚 ボウルタウン-2枚 炎エネルギー-6枚 ダブルターボエネルギー-1枚 | ヒトカゲ(フレアヴェール)+1枚 ポッポ+2枚 ピジョット+2枚 ロトムV+2枚 マナフィ+1枚 ヨマワル+2枚 サマヨール+2枚 ヨノワール+1枚 なかよしポフィン+4枚 ふしぎなアメ+1枚 すごい釣りざお+1枚 ともだちてちょう+1枚 ロストスイーパー+1枚 カウンターキャッチャー+2枚 森の封印石+1枚 まけんきハチマキ+1枚 マキシマムベルト+1枚 ペパー+4枚 フトゥー博士のシナリオ+1枚 ツツジ+1枚 崩れたスタジアム+1枚 |
環境で活躍しているようなリザードンexのデッキに使用するカードの多くはこの構築済みデッキに入っているので、まずはバトルマスターデッキを購入して、プラスで必要なカードをシングル購入で揃えていくのがおすすめです。
下の記事では低価格でできるバトルマスターデッキの改造などについても解説しているのでぜひ参考にして見てください。
リザードンexデッキの回し方
リザードンexデッキの回し方について、進行ターンごとに要点をまとめていきます。ゲームの進行度 | 要点 |
---|---|
1ターン目 | ・ヒトカゲ2体、ポッポ1体、ロトムV1体を立てる ・ロトムVの特性で手札を増やす |
2ターン目 | ・リザードンexに進化して攻撃する ・できればピジョットexから進化する |
中盤以降 | ・かがやくリザードンを動かす ・まけんきハチマキやカウンターキャッチャーを使う |
終盤 | ・ナンジャモで妨害し逆転を狙う ・フトゥー博士のシナリオや崩れたスタジアムを使う |
リザードンexの技ダメージ表
サイド | どうぐなし | まけんき はちまき | くさりもち | マキシマム ベルト |
---|---|---|---|---|
6枚 | 180 | 210 | 220 | 230 |
5枚 | 210 | 240 | 250 | 260 |
4枚 | 240 | 270 | 280 | 290 |
3枚 | 270 | 300 | 310 | 320 |
2枚 | 300 | 330 | 340 | 350 |
1枚 | 330 | 360 | 370 | 380 |
現環境で特に重要なワンパンラインは以下となります。
- サイド3枚+マキシマムベルトの320(ドラパルトex,サーナイト)
- サイド3枚+マキシマムベルトの290(勇気のおまもり持ちタケルライコ)
- サイド2枚+まけんきハチマキの330(リザードンex)
- サイド4枚+くさりもちの280(VSTAR、1進化ex系)
1ターン目の動きと目指す盤面
1ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
2ターン目からリザードンexに進化して攻撃していきたいため、次の相手のターンで1体はヒトカゲが倒されてもいいように「なかよしポフィン」などを使って2体はヒトカゲを展開しましょう。
余裕があればポッポを立てておくと、次のターンにピジョットexに進化することから始めることでやれることが増えます。
また、ロトムVの特性は、技を使用しない1ターン目に使うのが最も強力なので、ターンの最後に使用して3ドローし、番を返しましょう。
2ターン目の動きと目指す盤面
2ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
リザードンexを持っていなければ、「森の封印石」をロトムにつけてVSTARパワーを使うことでサーチすることができます。
パーツが揃っていなければここまで回した方が良いですが、攻撃できる準備が整っているなら無理に「森の封印石」を切らなくてもいいでしょう。後半で役立つ可能性があります。
中盤以降の立ち回り
中盤以降 | ||||
---|---|---|---|---|
中盤から後半に欠けて「かがやくリザードン」を挟んでいくことが、リザードンexデッキでサイドレースを進めていくうえで非常に重要なポイントになります。
かがやくリザードンは、サイドを1枚しか取られないポケモンながら250ダメージという非常に高い火力を出せるポケモンです。
代わりに自身のサイドが減らないと技を使うのが困難なため、サイドが3枚以下になったぐらいのタイミングで、手貼りやリザードンの特性でエネ加速し、動かしていきましょう。
終盤の勝ち切り方
終盤はいかにして手負いのリザードンを倒されないようにするかが重要になってきます。HP330のリザードンをワンパンし続けるのは難しいため、どこかで1回攻撃を耐えて手負いになったリザードンを逃がし、サイドレースで逆転するタイミングを作るのが重要になってきます。
当然、相手はボスの指令などを使って手負いのリザードンを呼び出してくる可能性が高いため、ナンジャモの手札干渉を使ってボスを流すプレイなども必要になってきます。
また、それに合わせて敵の盤面を「カウンターキャッチャー」で操作するのも強力なので、状況に応じて「ピジョットex」の特性を活用しながら敵が攻撃できなくなるような対策を行いましょう。
片方で森の封印石を使ったロトムV、もう片方で手負いのリザードンexを場から消すことで、残りサイド2枚の状況でフルHPのリザードンだけを残すというプレイも可能です。
採用カードの使い方と採用理由の解説
リザードンex
採用枚数 |
---|
3枚 |
ポケモンexで最も高いHPに加えて、最大330ダメージという全てのポケモンをワンパンできる技を持ったポケモンです。
2進化であることや、序盤の火力不足が難点になりますが、それを踏まえても余りあるほどのカードパワーがあります。
特性で簡単にエネルギーを加速できることから、比較的デッキの拡張性が高いのもこのポケモンの魅力でしょう。
ピジョットex
採用枚数 |
---|
2枚 |
好きなカードを毎ターン持ってこれるというのが非常に強力で、逃げエネが0なのも地味に優秀なポイントでしょう。
回し方の部分でも触れましたが、先にピジョットを経由してからリザードンを準備するというのが鉄板ムーブとなっています。
ロトムV+森の封印石
ロトムV | 森の封印石 |
採用枚数 |
---|
2枚(ロトムV) 1枚(森の封印石) |
1ターン目に技を使わないデッキのため、ロトムの特性と相性が良く、2ターン目の手札の質を高めてくれます。
ネストボールで持ってこれるドローソースとして機能するのが魅力の1つでしょう。
また、ペパーを多く採用しているため、「ふしぎなアメ」のついでのような形で持ってきた森の封印石から様々なルートに派生できるのも魅力でしょう。
かがやくリザードン
採用枚数 |
---|
1枚 |
わざの性質的にもリザードンデッキとの噛み合いが良く、手貼りやリザードンexの特性で中盤以降は簡単に動かすことができます。
中盤にサイドを1枚しか取られないかがやくリザードンを挟むことで、サイドレースを有利に展開することができます。
サマヨール、ヨノワール
サマヨール | ヨノワール |
採用枚数 |
---|
1~2枚 |
ベンチ含めダメカンを乗せてポケモンを倒せるだけでなく、サイドを自主的に減らすこと自体がリザードンexの技やデッキと噛み合いが良いです。
サマヨールの段階で50ダメカンを乗せられるのが優秀で、序盤から実質的にリザードンの火力を80伸ばすことができます。
なかよしポフィン
採用枚数 |
---|
4枚 |
リザードンの場合は、1ターン目に最低でもヒトカゲ2体+ポッポ1体を盤面に用意したいため、1枚なかよしポフィンが絡むだけで非常に展開が楽になります。
最近ではヨマワルも出せる対象に加わったので、より重要度が増したと言えるでしょう。
ふしぎなアメ
採用枚数 |
---|
4枚 |
確実に2ターン目に引きに行きたいので、ペパーをフル投入させている理由にもなっているカードでしょう。
すごいつりざお
採用枚数 |
---|
2枚 |
リザードンexの特徴として、ほぼ手貼りをする必要が無いことから、デッキのエネルギー枚数を少なくできるという強みがあります。
すごいつりざおはこの強みを最大限に発揮できるカードで、倒されたリザードンについていたエネルギーを山札に戻してから新しいリザードンを用意することで、戻したエネルギーを即再利用することができます。
カウンターキャッチャー
採用枚数 |
---|
2枚 |
ナンジャモやペパーなどと一緒に使えるのがなにより強力な点でしょう。
最近では自分でサイドを減らせるサマヨール、ヨノワールが入ったことで、より使いやすくなりました。
まけんきハチマキ
採用枚数 |
---|
1枚 |
こちらもサマヨール、ヨノワールの登場で使いやすくなっています。
とくに自身のサイドが2枚で負けている時に「まけんきハチマキ」が付いていると330ダメージを出せるので、相手のリザードンexやドラパルトexをワンパンできるようになるのは覚えておいた方が良いでしょう。
マキシマムベルト
採用枚数 |
---|
1枚 |
特にサイド3枚以降の中盤で使うことで相手の大型ポケモンexをワンパンできるようになるのが強みです。
また、序盤に使ってパオジアンexのようなたねポケモンexを倒すのも良いでしょう。
ペパー
採用枚数 |
---|
4枚 |
実質ふしぎなアメの5~8枚目であり、序盤の展開札が無ければポフィン、中盤火力が欲しければベルト、後半の逆転でカウンターキャッチャーなど、ゲーム中どのタイミングでもまず腐ることがないカードです。
こちらも回し方の部分で前述しましたが、ロトムVがいる時に「森の封印石」を持ってくることで、試合中1回だけ”「ポケモンのどうぐ」を持ってくる”という効果が”「好きなカード」を持ってくる”になります。
ナンジャモ
採用枚数 |
---|
3枚 |
序盤に使っても手札を切らずに手札交換ができるというのが優秀な点です。
最も、ナンジャモが一番輝くのはゲーム後半で、相手の手札を1~2枚にすることで動きを抑制しつつ、自分はピジョットexの特性で好きなカードを持ってくることができます。
リザードンexデッキの対策
デヴォリューションで退化させる
相手のポケモンをまとめて退化させる「デヴォリューション」は、リザードンex対策として非常に強力なカードです。リザードン側は進化をふしぎなアメに頼っているため、場合によっては詰ませることも出来ます。
ただしタイミングを見計らって、相手がふしぎなアメを持っている場合は簡単に復帰されてしまうので、トラッシュを確認したり、タイミングを見計らって使うのが重要です。
草タイプでワンパンする
草タイプのポケモンであれば、170ダメージ以上の技でワンパンできるため、比較的簡単にリザードンexを倒すことができます。
テツノイバラexで特性を封じる
採用できるデッキは選びますが、テツノイバラexの特性で「ルール持ちの特性」を無くすことで、リザードンexのエネ加速、ロトムVのドロー、ピジョットexのサーチを全て止めることができます。
リザードンex側は何としてもテツノイバラをどかす必要がありますが、マキシマムベルトを拾えないと中々倒せないというのも強みでしょう。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧