【ポケカ】ソウブレイズexの値段と評価解説

ポケモンカードの「ソウブレイズex」の値段やカードの評価に関する情報をまとめています。

ソウブレイズexが収録されているパックや封入率、採用されているデッキ、代用カードなどについても解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ソウブレイズexの値段と買取価格相場

※記載している価格は「メルカリ」「カードラッシュ」を参考にしています。

2024年9月現在、ソウブレイズexは1枚600円～700円で取引されています。

ショップによって価格は変動するため、ソウブレイズexの購入を検討している場合、700円以上なら別の購入場所を探す、600円以下ならお得と考えるのがいいでしょう。

過去の価格変動

※ヤフオクの落札履歴を参考にしています。

ソウブレイズexはスターターセットに2枚収録されていたということもあり、発売当初は400円前後で取引されていましたが、環境で活躍し始めたことで需要が増加し、現在は徐々に値段が高騰しています。

ソウブレイズexはいつ再録される？

年末の「ハイクラスパック」で再録されるかも？

ソウブレイズexが再録されるとすれば、今年の12月に発売されるであろう「ハイクラスパック」になると考えられます。

しかし、8月末に発売したスターターの目玉カードを約3ヶ月足らずで再録してしまうと、それ以降スターターが売れなくなってしまうので再録の可能性は低いと予想しています。

実際、去年の今頃に発売されたミュウツーex、ラウドボーンexのスターターの中から「ネイティオ(アカシックセンス)」はシャイニートレジャーexで再録されたものの、目玉のミュウツーexとラウドボーンexは再録されませんでした。

2022年7月に発売された「ゼラオラ」「デオキシス」は、VSTARユニバースで再録されたという事例もあるので、再録される可能性もなくはないでしょう。

再録されなかったら高騰する？

ソウブレイズexはスターターセットで2枚しか収録されていなかったカードのため、今後環境で流行した場合は高騰する可能性が考えられます。

しかし、現状はスターターセットがまだ流通しているので、スターターの値段以上に高騰する可能性は低いでしょう。

ただし、今後スターターが枯れた際に、環境でソウブレイズが一定以上の結果を残していると、需要と供給のバランスが崩れて高騰することが予想されます。

ソウブレイズexの買い時は？

欲しいなら今すぐ購入するべきカード

ソウブレイズexは、再録される可能性が低く、今後も環境で活躍することが予想されるため、スターターが枯れた時に高騰する可能性があります。

ソウブレイズのデッキを組みたいと考えている方は、スターターがまだ残っているうちにシングルで購入するかスターターの購入を検討した方がいいでしょう。

ソウブレイズexの収録パックと封入率

スターターセット：テラスタイプステラ「ソウブレイズex」で収録

ソウブレイズexは、2024年8月30日に発売された、「スターターセット テラスタイプ：ステラ ソウブレイズex」に2枚収録されています。

ソウブレイズexだけが欲しいならシングル買いがおすすめですが、他にもスターターに収録されているカードが欲しいならスターターセットを購入するのも検討してみましょう。

ソウブレイズexの効果と評価解説

ソウブレイズexは、ワザ【しんえんほむら】が強力なポケモンです。

トラッシュにあるエネルギーの枚数×20ずつダメージが上昇していくため、トラッシュにエネルギーを15枚貯めることができれば330ダメージで大体のポケモンをワンパンできます。

ワザ【アメジストレイジ】も高火力で、エネルギーをトラッシュする効果が【しんえんほむら】と相性がいいですが、3色のエネルギーを要求されることから、あまり使われておらず、基本は【しんえんほむら】に特化させたデッキが使われています。

1エネで高火力を維持できるのが優秀

ソウブレイズexの強みは、エネルギーをトラッシュに貯めさえすれば、1エネで高火力を出し続けられることにあります。

普通のアタッカーであれば、エネルギーを2〜3枚付け直す手間が必要であったり、出せる火力が一定か、青天井系でも限界があります。

トラッシュにエネルギーを貯めるという手間はかかるものの、現状トラッシュは相手に操作されることのないゾーンなので、一度エネルギーを貯めてしまえば、半永久的に高火力を維持できます。

ゼイユやイキリンコで速攻を仕掛ける方が主流

現在流行しているソウブレイズのデッキは、序盤からドロー&トラッシュできるカードを多く採用し、素早くトラッシュにエネルギーを貯めて速攻を仕掛ける型になっています。 特に「ゼイユ」や「イキリンコ」は、サポートが使えない先行1ターン目からでもデッキからドローしつつ、手札をトラッシュできるカードとして優秀で、ソウブレイズデッキの序盤を支えるカードとして活躍しています。

将来性はある？

現在流行しているソウブレイズのデッキは、ほとんどが来年以降もスタンレギュレーションに残るカードで構築されているため、今後もまだまだ活躍することが予想されます。

ただし、デッキの性質上、今以上に環境で流行するとは考えにくく、相当相性がいいカードが登場しない限りは環境トップになる可能性も低いでしょう。

ソウブレイズexと相性がいいカード

イキリンコex

特性で手札を全てトラッシュし、6枚ドローすることができるポケモンです。

ソウブレイズのワザ「しんえんほむら」の火力を早期に上げ切るために、序盤から手札を回してエネルギーを落とす必要があるため、手札のエネルギーを落としつつ、デッキを掘れるイキリンコexは非常に相性がいいです。

ただし、HP160でサイドを2枚取られてしまうポケモンなので、大体ボスの指令で呼ばれて倒されることになります。

そのリスクを背負ってでも序盤のブーストが重要になってくるデッキなので、ソウブレイズデッキではマストで採用されています。

かがやくゲッコウガ

特性でエネルギーを落としつつ、2ドローできるポケモンです。

ベンチにいるだけで毎ターントラッシュのエネルギー枚数を1枚増やしつつ、ドローできる効果がソウブレイズと非常に噛み合っています。

来年のレギュ落ちで使えなくなってしまうカードで、かがやくゲッコウガが使えなくなるのはソウブレイズデッキとしてもかなり痛手です。

ゼイユ

先行1ターン目から使えるサポートで、手札を全てトラッシュしつつ5枚ドローできます。

サポート版のイキリンコのようなカードで、イキリンコと合わせて使えば、先行1ターン目から2回手札をトラッシュしつつ、11枚ドローできます。

1ターン目以降でも十分使えますが、できれば1ターン目に使いたいので、4枚フル投入されているリストが多いです。

大地の器

手札を1枚トラッシュすることで、山札から基本エネルギーを2枚サーチできます。

手札1枚がエネルギー2枚に変わるカードで、手札をトラッシュできる効果と組み合わせることで、「しんえんほむら」の火力を上げるスピードが向上します。

また、使用条件の手札トラッシュでエネルギーをトラッシュできるので、大地の器から持ってきたエネルギーを2枚目の大地の器でトラッシュしてさらにエネルギーを持ってくるという動きも強力です。

レガシーエネルギー

すべてのエネルギーとして働く特殊エネルギーで、つけたポケモンが技のダメージで気絶した場合、取られるサイドの枚数が1枚少なくなります。

ソウブレイズデッキにおいては、2個目の効果目的での採用となります。

ソウブレイズデッキは、基本的にサイドを2枚取られるポケモンしか倒されないので、先に相手に倒される展開になると、サイド2-2-2プランでポケモンを3体倒されて負けてしまいます。

そこで、レガシーエネルギーをつけたソウブレイズを挟むことによって、相手にポケモンを4体倒すことを強要することができます。

ポケストップ

山札の上から3枚トラッシュし、その中のグッズをすべて回収できるスタジアムです。

「大地の器」など、欲しいグッズを持って来れる可能性があるのはもちろん、ソウブレイズデッキ的には、エネルギーが落ちても美味しい展開になるため相性がいいです。

ただし、相手にも使われてしまう可能性がある点や、ソウブレイズ本体が落ちてしまう可能性があるのが難点です。

こちらもかがやくゲッコウガと同様で、来年のレギュ落ちが予想されることから、来年以降は別のスタジアムを採用するか、そもそもスタジアムを採用しない構築が考えられそうです。 ## ソウブレイズexの分かりにくい裁定 ### 特殊エネルギーでも火力が上がる ソウブレイズexのワザ「しんえんほむら」は、トラッシュの「エネルギー」の枚数で火力が上がりますが、エネルギーの種類に条件がないため、基本エネルギーだけでなく、特殊エネルギーでも火力は上がります。

ソウブレイズデッキによく採用される「かがやくゲッコウガ」の特性「かくしふだ」も同様で、特殊エネルギーをトラッシュして2ドローすることができます。