【ポケカ】バトルマスターデッキパオジアンの改造方法を解説！値段別改造案！

ポケモンカードのデッキ商品「バトルマスターデッキ テラスタル パオジアンex」を改造リストを徹底解説！

500円でできるカスタムから、環境で戦えるようになるカスタムまで、さまざまな改造案を紹介しているので、ぜひ参考にしてください！

バトルマスターデッキ「パオジアン」のリスト内容

リザードンのデッキ内容と比べると、パオジアンはそのままでも環境で活躍しているリストとかなり近い内容になっていて、そのままでも理想的な動きが可能になっています。

ただし、リザードンデッキと比べると、エネルギー管理やダメージの出し方が少し複雑なので、簡単なデッキを使いたい場合はリザードンの方がおすすめです。

その分、パオジアンの技で青天井ダメージを出せることや、かがやくゲッコウガでベンチを倒すなど、デッキが回った時の爽快感はリザードンにないものがあるので、こちらもぜひおすすめしたいデッキとなっています。

バトルマスターデッキ パオジアンの特徴

パオジアンで青天井火力が出せる

パオジアンは技《ヘイルブレード》で、場のポケモンについている水エネルギーをトラッシュした数×60点のダメージを出すことができます。

いわゆる青天井ダメージの技で、要求さえ満たせればどんなポケモンでも一発で倒せるという強みを持っています。

ただし、火力を出すためには場に水エネルギーを沢山用意する必要があるため、自身の特性《わななくれいき》や後述する手段でエネルギーを用意していきましょう。

セグレイブでエネルギーを供給

デッキの要ともなるのがこの「セグレイブ」です。

セグレイブは特性《きょくていおん》で手札の水エネルギーを好きなだけ自分のポケモンに加速させることができます。

パオジアンの特性などで持ってきた水エネルギーを即座に加速することができ、パオジアンの火力を上げる手段として必須級の活躍をするポケモンです。

パオジアンの技でトラッシュしたエネルギーを「スーパーエネルギー回収」で再利用し、手札に加えたエネルギーをセグレイブで再度加速することで、連続で高い火力を出していくのがパオジアンデッキで重要な戦い方です。

デッキを支える優秀なポケモン達

パオジアンやセグレイブ以外にも重要な働きをするポケモンがいくつか収録されています。
オリジンパルキアVSTARは、特性《スターポータル》で一度だけトラッシュのエネルギーを3枚まで場のポケモンに加速することができます。

パオジアンの技を使った後などで使うことで、エネルギーを再利用したり、自身や後述するゲッコウガに加速して技発動を狙っていけるのも強力です。
かがやくゲッコウガは特性《かくしふだ》でエネルギーを切る代わりにドローでデッキを回せるポケモンとして活躍します。

手札のエネルギーを切ってしまいますが、後から「スーパーエネルギー回収」でまとめて回収する手段があるためそこまで問題ではありません。

また、技《げっこうしゅりけん》が非常に強力で、ベンチのポケモンにもダメージを与えられるため、相手の進化前をまとめて倒すといったことも可能です。

セグレイブやパルキアの特性でゲッコウガにエネルギーを加速し、ゲーム中1回は《げっこうしゅりけん》を使っていきたいところです。

バトルマスターデッキ「パオジアン」＋500円改造

※価格はフリマサイトを参考にしています。
　ショップで購入する場合は多少高くなる可能性があります。

パオジアンのデッキは、リザードンに比べると商品そのままの段階から完成度が高いため、500円程度の改造を施すだけでもかなり環境で使われているリストに近づきます。

まずは、リザードンデッキと同じく「ACE SPEC」が入っていないのが勿体ないので、コスパのいいカードを追加してみましょう。

こちらもおすすめは「サバイブギプス」か「マスターボール」で、どちらも非常に扱いやすい効果を持っているため、初心者でも簡単に使うことができます。

次に「ヒスイのヘビーボール」を1枚でいいので採用しましょう。

パオジアンデッキは特に「かがやくゲッコウガ」が需要な役割を果たすので、ゲッコウガがサイドに行ってしまった際のケアができるカードとして主に活躍します。

1枚でも採用しておけばサポート「カイ」からサーチすることが可能です。

バトルマスターデッキ「パオジアン」＋約2000円改造

500円改造からさらに欲しいカードを追加していったリストです。

スタジアムをビーチコートから「ポケストップ」に変更しています。

パオジアンは、ふしぎなアメやスーパーエネルギー回収など使用するグッズの量が多いため、相性がいいスタジアムです。

水エネルギーがトラッシュに落ちてしまったとしても、スーパーエネルギー回収を使えば実質的に手札のエネルギーを増やすことができます。

「ナンジャモ」などの後半でほしいサポートをトラッシュしてしまう可能性があるため、一緒に「ともだちてちょう」を採用して事故をケアできるようにしましょう。

続いておすすめなのがACE SPEC「アンフェアスタンプ」です。

前の番にポケモンが倒されていないと使えないという条件がありますが、相手の手札を2枚にすることができる強力な妨害カードです。

パオジアンデッキの場合は、パオジアンが倒されやすいので発動タイミングも多く、カイやポケストップを使って回収することができます。

パオジアンにはもう一つおすすめのACE SPECがあるのですが、そちらのお値段がかなり高いので、一旦こちらでも十分強力なデッキになります。(後述)

さらに予算をかけられる場合におすすめのカード

さらに予算に余裕がある場合に最優先で入れたいのが「なかよしポフィン」です。

パオジアンデッキは2ターン目にセグレイブを出すのが非常に重要なので、安定してセビエを展開できるようになるなかよしポフィンは強力です。

また、ビッパも一緒に出せるので、ネストボールでパオジアン、なかよしポフィンでセビエ＋ビッパという盤石の構えを取ることができます。

サブアタッカーとして強力な「テツノカイナex」を採用することで、あらゆる対面でサイドを取り進めやすくなります。

技《ごっつあんプリファイ》は、この技で倒したときにサイドを1枚多く取れるという効果を持っており、相手の進化前ポケモンなどを倒すことでサイドを2枚取ることができます。

技の発動に4エネ必要ですが、セグレイブの特性を使えば簡単に無色3個分を水エネルギーで満たすことができます。

ただし、雷エネルギーを1枚入れる必要があり、テツノカイナを動かすタイミングで持ってこないといけないので、「大地の器」を採用することでテツノカイナを動かしやすくしましょう。

最後におすすめしたいのが上記の3枚です。

中でも「プライムキャッチャー」は、値段が高い代わりに非常にグッズでボスの指令ができる強力なカードです。2枚買っておけば他のデッキでも使いまわせます。

プライムキャッチャーを入れる場合におすすめなのが、「暗号マニアの解読」と「キャンセルコロン」です。

暗号マニアの解読で《プライムキャッチャー＋キャンセルコロン》を山札の上に固定し、ゲッコウガやビーダルの特性などで手札に加えます。

その後、キャンセルコロンを使用し、プライムキャッチャーで相手のマナフィをバトル場に呼びながら技を使える状態のゲッコウガをバトル場に出します。 こうすることで、相手の場にマナフィがいる状態でもゲッコウガの技《げっこうしゅりけん》でベンチ2体やマナフィ＋ベンチ1体に攻撃することが可能です。

最終的なパオジアンデッキの理想リスト

NAIC（北アメリカ国際大会）17位（2,629名中）

実際の大会環境で使われているパオジアンデッキの完成形リストです。

ポケストップを4枚採用していることで、序盤のセビエやビッパの展開がしやすくなっています。

また、テツノカイナexを採用することで、進化前のポケモンを倒してサイドを2枚とり進められるのが強力です。

ただし、プライムキャッチャーなど高価なカードも採用されているので、自身のお財布事情と相談しながらできる限り再現していくのがおすすめです。

パオジアンexの最新優勝デッキレシピや、デッキの回し方などは下記の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください！

▷パオジアンexの優勝デッキと回し方解説はこちら

バトルマスターデッキとは？

バトルマスターデッキは、ルール指南目的の意味合いも兼ねたスターターデッキなどとは違い、最初から大会環境で勝つことを目的とした超強力なデッキ商品です。

「リザードンex」や「パオジアンex」といった実際に現在の環境で活躍しているデッキを元に、バトルマスターデッキは構築されています。

ただし、実際の環境で使われているリストからは若干足りない部分もあるため、シングルカードを追加することでさらに大会環境で勝てるデッキになります。

また、バトルマスターデッキには、デッキのほかにもスリーブやプレイマット(紙製)、コインといったすぐにゲームを遊べるセットが入っているのも魅力です。

これらはバトルマスターデッキの限定デザインになっているため、すでにカードを持っている人にも嬉しいセット内容となっています。