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トドロクツキexデッキアイキャッチ

【ポケカ】トドロクツキexデッキの回し方と最新優勝レシピを解説

2024/09/12

トドロクツキexデッキのデッキレシピや回し方について解説していきます。

初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

また、最新のトドロクツキexデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。

トドロクツキexデッキの最新優勝デッキリスト

6月16日 ジムバトル優勝

6月16日 ジムバトル優勝トドロクツキ

デッキコード
Fk5dbV-KPRkyZ-Vkvb5F

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 ベスト8

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 ベスト8トドロクツキ

デッキコード
bk5bkF-987CqH-vfVF5k

トドロクツキexデッキのトレンドや環境での立ち位置

ナイトワンダラーで相性がいいカードが追加

モモワロウアンズの秘技
モモワロウアンズの秘技

「ナイトワンダラー」で悪タイプを支援する「モモワロウex」や「アンズの秘技」が追加され、ジムバトルで優勝しているトドロクツキデッキへの採用が見られています。

「モモワロウex」はベンチの悪ポケモンをバトル場と入れ替えることができる特性を持ったポケモンです。

トドロクツキデッキは「ダークパッチ」でエネ加速を行う関係で、入れ替えが必要になる場面が多いため、毎ターン1回入れ替えを支援できる「モモワロウex」は相性が良いです。

どくになるデメリットも、《くるいえぐる》を使う場合であればそこまで気になりません。
キチキギス また、「キチキギスex」もトドロクツキデッキに採用が見られているポケモンです。

トドロクツキは《くるいえぐる》を使用した返しのターンでほぼ確実にトドロクツキが倒されるので、ポケモンexが軸のデッキですがキチキギスの特性の発動機会も多くなります。

リザードン増加で環境的には追い風

「ナイトワンダラー」で追加された「ヨノワール」によって、リザードンexデッキが大幅な強化を受けたため、環境的に復権しつつあります。

トドロクツキは小型につつかれるのが苦手ですが、スロースタートで大型を動かすタイプのデッキには基本有利を取れるため、リザードンexも相性が良いデッキの一つです。

リザードンexが増えている現在の環境は、トドロクツキの通りもよく、環境的にも追い風といえるでしょう。

トドロクツキexデッキの特徴

トドロクツキex

トドロクツキexデッキの特徴
環境での立ち位置・TierTier3
デッキの使用難易度★☆☆☆☆
デッキの強み・弱み【強み】
・《くるいえぐる》でどんなポケモンもワンパン
・オーリム博士の気迫で後1から技発動
・エネ加速手段が豊富
・速攻デッキのため試合時間が短い
【弱み】
・先にダメージを乗せられるのに弱い
・ボスの指令を使えるタイミングが少ない

トドロクツキexは、環境に少ない速攻を仕掛けるデッキタイプです。

「オーリム博士の気迫」と「ダークパッチ」で素早くトドロクツキにエネルギーを加速し、技《くるいえぐる》を使って相手のポケモンをワンパンしていきます。

理論上、先殴りで《くるいえぐる》を3回当ててしまえば、サイドを2枚取れるポケモンを3回倒して勝つことができます。

実際は、相手もサイドを1枚しか取られないポケモンを挟んだりと対策してくるため、適宜非エクのトドロクツキを動かしたり、《カラミティストーム》で耐える動きをしたりと対策する必要があります。

それでも、やるべきことは明確に決まっているデッキなので、初心者にも扱いやすく勝ちやすいデッキとなっています。

トドロクツキexデッキのサンプルリストと値段

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 ベスト8トドロクツキ

トドロクツキexデッキのサンプル
デッキコードbk5bkF-987CqH-vfVF5k
値段8,000円~

今年のPJCSでベスト8に入賞したトドロクツキexデッキのリストです。

トレッキングシューズとポケストップをフル投入しているのが特徴で、序盤からデッキをぶん回せるように出来ています。

中盤にはダークライのVSTARパワーでグッズを再利用できるので、息切れすることなく最後まで走り抜けることができるようになっています。

トドロクツキexデッキの回し方

トドロクツキexデッキの回し方について、進行ターンごとに要点をまとめていきます。

ゲームの進行度要点
1ターン目の動き・ゲッコウガやイキリンコでデッキを回す
・後攻ならオーリム博士の気迫から技を狙う
2ターン目の動き・オーリム博士の気迫でエネ加速
・トドロクツキで攻撃する
中盤以降の立ち回り・オーリム博士の気迫で盤面を作る
・《くるいえぐる》で大型をワンパンする
終盤の勝ち切り方・非エクのトドロクツキを挟む
・《くるいえぐる》でサイドを取り切る

1ターン目の動きと目指す盤面

1ターン目
イキリンコ
トドロクツキexトドロクツキexかがやくゲッコウガ

1ターン目に優先したいのは、かがやくゲッコウガとイキリンコを出して、デッキを回していくことです。

「ダークパッチ」と「オーリム博士の気迫」でエネ加速を行うためには、エネルギーをトラッシュに置く必要があります。

そのため、かがやくゲッコウガやイキリンコの特性を活用することで、エネルギーをトラッシュしながら「ダークパッチ」と「オーリム博士の気迫」と引き込みましょう。

先行の場合は、手貼りとダークパッチでトドロクツキの育成を進めて、2ターン目に確実に攻撃できるようにしましょう。

オーリム博士ダークパッチエネルギーつけかえ
オーリム博士の気迫ダークパッチエネルギーつけかえ

後攻の場合は、「オーリム博士の気迫」が使用できるので、手貼り+「オーリム博士の気迫」+「ダークパッチ」or「エネルギーつけかえ」で攻撃を仕掛けましょう。

オーリム博士の気迫は古代のポケモン2体にエネルギーを加速できるため、できる限りトドロクツキを盤面に2体以上用意して使うようにしましょう。

2ターン目の動きと目指す盤面

2ターン目
トドロクツキex
トドロクツキexイキリンコかがやくゲッコウガダークライトドロクツキex

2ターン目に優先したいのは、オーリム博士の気迫でのエネルギー加速と、トドロクツキで攻撃を仕掛けることです。

最終的にトドロクツキを3体育成することになるため、基本は毎ターン「オーリム博士の気迫」を使ってトドロクツキ2体にエネルギーを加速していきます。

ダークパッチエネルギーつけかえ
ダークパッチエネルギーつけかえ

「ダークパッチ」はベンチにしか加速できないため、いれかえ札がない時は「エネルギーつけかえ」が重要な役割を果たします。

バトル場のトドロクツキにエネルギー送るのはもちろん、「オーリム博士の気迫」で加速したエネルギーを1体に集約させることができます。

ゲッコウガやトレッキングシューズ、大地の器などでエネルギーをトラッシュしながら、「ダークパッチ」「オーリム博士の気迫」で加速し、トドロクツキを起動しましょう。

中盤以降の立ち回り

中盤以降
ダークライVSTARポケストップ
トドロクツキexイキリンコかがやくゲッコウガトドロクツキトドロクツキex

中盤以降もオーリム博士の気迫で盤面を作りながら、トドロクツキの《くるいえぐる》や、採用している場合はダークライを動かしていきましょう。

《くるいえぐる》を使ったトドロクツキは、まず返しのターンで倒されてしまいますが、もし生き残った場合は、即座に引いてフルHPのトドロクツキを当てていきましょう。

ゲッコウガエネルギーつけかえ
かがやくゲッコウガエネルギーつけかえ

水エネルギーを採用している場合は、余裕があるときに手貼り+エネルギーつけかえを使うことで、かがやくゲッコウガを動かすことも出来ます。

大地の器で上手く水エネルギーをサーチしながら、ベンチ攻撃も狙ってみましょう。

終盤の勝ち切り方

終盤
トドロクツキex
トドロクツキイキリンコかがやくゲッコウガトドロクツキex

最終的には残りサイド2枚をトドロクツキの《くるいえぐる》で大型をワンパンすることで取り切っていきます。

プライムキャッチャー 大型をワンパンされないように、非エクアタッカーを挟まれることが多いため、プライムキャッチャーやボスの指令で大型を引きずり出して《くるいえぐる》を当てましょう。

小型に対してはこちらも非エクのトドロクツキを当てることで、サイドレースで有利な状況を作らせない対策も必要になります。

採用カードの使い方と採用理由の解説

トドロクツキex

トドロクツキex

採用枚数
3枚

デッキのメインアタッカーです。

《くるいえぐる》による問答無用のワンパンが強力なポケモンで、たねポケモンのため簡単に用意できるというのも大きな強みです。

技の要求エネルギー数が多く、最終的に3体のトドロクツキを育成する必要があるため、「ダークパッチ」や「オーリム博士の気迫」でしっかりエネ加速していきましょう。

また、HPを温存できそうな場合は下技の《カラミティストーム》も強力で、220ダメージを与えながら、ポケストップなどを破壊して相手に使わせないようにすることができます。

返しのターンでトドロクツキが倒されにくく、220ダメージで倒せる場合には《くるいえぐる》よりも優先して使っていきましょう。

トドロクツキ

トドロクツキ

採用枚数
1~2枚

素のHPが高く、トラッシュの古代の枚数で青天井ダメージが出せるポケモンです。

古代バレットのようにこのトドロクツキでダメージを稼ぐようなデッキではないため、基本は中打点を与えてトドロクツキの《カラミティストーム》と合わせて相手のポケモンを倒したり、サイドレースで有利を取られないように活用していきます。

そのままでもテツノカイナにワンパンされないのが優秀な非エクアタッカーです。

ダークライVSTAR

ダークライVSTAR

採用枚数
1~2枚

サブアタッカーとして優秀且つ、VSTARパワーが強力なのが魅力です。

進化なのがネックではありますが、HPが270と倒されにくく、トドロクツキで耐えられないポケモンの攻撃を一部耐えることができます。

また、VSTARパワーが強力で、特に「プライムキャッチャー」を2回使用できるようになるため、基本は毎ターン「オーリム博士の気迫」を使うことになるトドロクツキデッキにボスの指令を使わせやすくなるポケモンとしても非常に優秀です。

イキリンコex

イキリンコ

採用枚数
1~2枚

序盤からデッキを回す速攻デッキのお供ともいえるポケモンです。

トドロクツキexデッキの場合は、手札全トラッシュ効果とも相性が良く、エネルギーをトラッシュすることで「ダークパッチ」や「オーリム博士の気迫」のエネ加速に繋げることができます。

逃げエネが1なのも優秀で、バトル場にイキリンコを置いておけば、ダークパッチで加速したポケモンを場に出しやすくなります。

かがやくゲッコウガ

かがやくゲッコウガ

採用枚数
1枚

特性によるドローと、エネトラッシュでデッキを支援します。

デッキ回しに貢献するのはもちろん、ダークパッチやオーリム博士の気迫でトラッシュからエネルギーを加速するこのデッキと相性抜群です。

また、自然と「エネルギーつけかえ」を多投できるデッキなので、ついでに水エネルギーを採用することで技を使用できる可能性があるのも強力です。

ミュウex

ミュウex

採用枚数
1枚

特性でのドローでデッキ回しに貢献できるポケモンです。

また、こちらもエネルギーつけかえを活用すれば技の《ゲノムハック》を使える可能性は十分あるため、ギラティナなどの強力な技を奪って予想外のダメージを飛ばすことも出来ます。

逃げエネが0なのも優秀で、バトル場が倒された時にとりあえずミュウexから出しておけばダークパッチで加速したポケモンを入れ替えやすくなります。

大地の器

大地の器

採用枚数
4枚

手札を切りつつ手札にエネルギーをサーチできるカードです。

エネルギーをトラッシュして「ダークパッチ」や「オーリム博士の気迫」用のエネルギーを用意しつつ、手札に手貼り用のエネルギー持ってくることができるため、エネルギー加速を安定させるために欠かせないグッズです。

ダークパッチ

ダークパッチ

採用枚数
4枚

現状悪タイプのみに許されているグッズで直接エネルギーを加速できるカードです。

ベンチにしか加速できないため、ダークパッチを採用するデッキは、このカードとの兼ね合いでいれかえ札や逃げる選択肢が重要になってきます。

エネルギーつけかえ

エネルギーつけかえ

採用枚数
3~4枚

ベンチからバトル場のトドロクツキにエネルギーを移したり、オーリム博士の気迫で分散するエネルギーを1つにまとめることができます。

ひたすらエネルギーを貼って攻撃していくトドロクツキデッキと相性が良く、現在は3~4枚と多めに採用されているリストが多いです。

また、エネルギーつけかえを採用できることで、かがやくゲッコウガをワンチャンス動かせるというのも魅力です。

ポケギア3.0

ポケギア3.0

採用枚数
2~3枚

デッキに4枚しか入っていない「オーリム博士の気迫」を毎ターン使用していきたいので、実質オーリム博士の気迫の5枚目以降として採用されています。

後半残っていたとしても、ナンジャモなどで手札干渉を受けてから、オーリム博士の気迫やボスの指令を狙いに行けるカードとして腐りにくいのも優秀です。

プライムキャッチャー

プライムキャッチャー

採用枚数
1枚

ほぼ毎ターン「オーリム博士の気迫」を使用する関係上、ボスの指令を使うタイミングを作れないため、グッズで実質ボスの指令ができる「プライムキャッチャー」は、トドロクツキexデッキに必須とも言えるACE SPECです。

また、入れ替え効果もダークパッチとの噛み合いが良く、デッキとの相性が抜群です。

さらにダークライのVSTARパワーで回収すれば2回使用できるというのも中々インチキでしょう。

トレッキングシューズ

トレッキングシューズ

採用枚数
3~4枚

序盤からデッキをぶん回していくターボ系デッキのお供カードです。

運次第ではありますが、エネルギートラッシュカードとしても活躍します。

また、ポケストップとの嚙み合いもよく、必要なカードを引き込みやすくなるグッズとして採用されています。

いれかえカート

いれかえカート

採用枚数
1~2枚

ダークライ以外は全てたねポケモンで構成されているため、ダークライを採用している場合でもポケモンいれかえより優先して採用されています。

現在の環境ではドラパルトexのダメカンバラマキ対策になるのも優秀です。

オーリム博士の気迫

オーリム博士の気迫

採用枚数
4枚

デッキのエンジンとなるサポートです。

基本は毎ターン「オーリム博士の気迫」を使用しながらトドロクツキを2体加速し、最終的にトドロクツキを3体作ることを目標にしてデッキを回していきます。

こちらはダークパッチと違ってバトル場にもエネルギーを加速することができます。

ポケストップ

ポケストップ

採用枚数
4枚

大量にグッズを採用することになるトドロクツキデッキと相性が良いスタジアムです。

ワンチャンエネルギーをトラッシュできるので、そのまま回収したダークパッチでエネ加速できることもあります。

また、トドロクツキの《カラミティストーム》を使う際に砕くこともできるため、現在は4枚フル投入するのがテンプレになっています。