【ポケカ】ルギアVSTARデッキの回し方と最新優勝レシピを解説
2024/11/26
ルギアVSTARデッキのデッキレシピや回し方について解説していきます。
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のルギアVSTARデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
「変幻の仮面」で登場した「ドラパルトex」が環境を暴れまわっていることから、ルギアデッキでも対策カードが多く採用されるようになっています。
《なかまをよぶ》を持ったチラーミィではなく、《HP70》のチラーミィを採用することで、ドラパルトの技効果で倒されないようにしています。
他にも、「ミストエネルギー」を付けていれば、ドラパルトの技効果から守ることができるため、現在のルギアデッキにはフルで4枚採用されていることが多いです。
また、「ジャミングタワー」を採用しているリストもよく見かけます。
最近流行りの《ロトムV→ペパー→森の封印石》で展開してくるドラパルトやリザードンデッキの動きを妨害するメタカードとして採用されています。
実際に今回のJCSで優勝したルギアのデッキにも2枚採用されていました。
中でも最も影響が大きかったのは「レガシーエネルギー」の登場です。
《全てのタイプとして扱う特殊エネルギー》というだけでもルギアデッキと非常に相性が良く、加えて”技のダメージ”で気絶した時に取られるサイドが1枚少なくなるという効果までついています。
レガシーエネルギーによって、《有色エネ1+無色エネ》要求の技を持ったポケモンをアタッカーとして採用できるようになりました。
その中でも強力なのが「テツノカイナex」で、現在はレガシーエネルギーと一緒にほとんどのルギアデッキで1枚は採用されています。
技「ごっつぁんプリファイ」で相手の非エクを倒しながらサイドを2枚とったり、イキリンコexやネオラントVを倒してサイドを3枚取ることが出来ます。
また、「変幻の仮面」で登場した「オーガポンいどのめんex」も強力なアタッカーで、これまでルギアデッキになかった《ベンチ狙撃》ができるポケモンとして活躍します。
ベンチ狙撃効果を使う場合はレガシーエネルギーを山札に戻すことができるので、別のポケモンで再利用できるようになるのも強力な点でしょう。
「変幻の仮面」で登場したサポート「ゼイユ」もルギアデッキと相性がいい効果を持っています。
先行1ターン目に使うことができ、手札のアーケオスを落としながらドローすることができます。
ネオラントVでサーチすることで安定して先行から手札を回していくことができます。
また、ネオラントV自体、レガシーエネルギーの登場によって技を使えるようになったため、山札に帰って負け筋を減らしたり、特性を再利用できるようになりました。
ルギアVSTARデッキは、アーケオスの半永久的なエネ供給によって、様々なアタッカーを採用できるのが特徴のデッキです。
ルギアのVSTARパワーでアーケオスを2体場に出すと、《毎ターン4枚の特殊エネルギーをデッキから付ける》ことができます。
アーケオスさえ展開できればゲーム中ほぼエネルギーに困ることが無く、加速できるのが特殊エネルギーのため、様々な効果の恩恵を受けるのが魅力です。
また、普通であれば要求エネ数が多かったりで、使いにくいポケモンであっても簡単に動かせるため、環境に合わせて強力なアタッカーを使い分けられるというのも強みでしょう。
今年のポケモンジャパンチャンピオンシップスで見事優勝を果たしたルギアVSTARデッキのリストです。
まさに「変幻の仮面」環境に置いてのテンプレともいえるようなリストとなっており、デッキの再現性を高めるために無駄なカードは極力省かれています。
また、《ミストエネルギー》や《HP70チラーミィ》、《ジャミングタワー》など、各所にドラパルトへの対策が見られるのも現在の環境を表しています。
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1ターン目の動きで優先したいのはルギアを出して2ターン目に絶対進化できるようにすることです。
出来ればルギアを2体出せると安全ですが、先行であればまず倒されないので、ベンチにルギア1体+バトル場とベンチにチラーミィを置いておくのもありでしょう。
手札にアーケオスを抱えているまま番を終わると、返しの相手ターンでナンジャモで流される可能性もあるため、出来れば先にトラッシュしておきたい所です。
先行の場合は《ネオラントV+ゼイユ》が強力なので、キャプチャーアロマなどでサーチしたアーケオスを先にトラッシュしておくのが良いでしょう。
後攻の場合は、ルギアVに手貼りして技《かぜよみ》を使うのもありです。
手札を1枚トラッシュして3ドローできるため、アーケオスをトラッシュしつつ次のターンに備えることができます。
2ターン目に最優先でやるべきなのは、ルギアVSTARへの進化とアーケオスを2体トラッシュ、そこからのVSTARパワーでアーケオスの展開です。
進化ポケモンを3体以上持ってくる必要があるため、現在の環境では確実にルギアとアーケオスを持ってこれる「ジニア」がよく使われています。
《ネオラントVでジニア→ジニアでアーケオス2体→ハイパーボールでアーケオス2体トラッシュ+ルギアVSTARサーチ》は鉄板ムーブなので覚えておきましょう。
手札をトラッシュできるカードが「ハイパーボール」「博士の研究」「ルギアVの技」ぐらいなので、その時の手札に合わせてハイパーボールで切るか、博士の研究で切るかのルートをしっかり頭の中で作っておくのが良いでしょう。
アーケオスを2体用意できたら、特殊エネルギーを加速して攻撃していきます。
中盤以降は、「チラチーノ」をメインとして、状況に合わせてアタッカーを使い分けて攻めましょう。
それぞれのアタッカーの役割は以下のようなイメージです。
レガシーエネルギーとミストエネルギーは基本セットで使うようにしましょう。
レガシーエネルギーの効果は《技のダメージで倒された場合にのみ発動》するため、ドラパルトやヤミラミのダメカンのせや、ギラティナのスターレクイエムなどで《技の効果で倒される》と効果が発動しません。
ミストエネルギーで技の効果を受けないようにすることで、技の効果で気絶するのを防ぎ、レガシーエネルギーの効果を確実に発動させることができます。
4枚で倒せるのはVSTARやピジョットexまでなので、リザードンexなどの2進化exをワンパンしたい場合は、手貼り+アーケオス2体の加速が必要です。
最悪、アーケオスが倒されても手貼りで動けるので、後半まで使わずに残しておくのもおすすめです。
アーケオスが残っているなら「ナンジャモ」を使って相手の手札を減らしましょう。
自分はアーケオスの加速で手札が無くても動きやすいため、相手だけ行動を制限できるようになることが多いです。
デッキの核となるポケモン①
2ターン目アッセンブルスターからアーケオスを2体展開することができます。
技のスタジアム破壊効果も地味に優秀で、自分で貼った「テーブルシティ」などの効果を相手に使わせる前に破壊することができます。
相手に220でワンパンできるポケモンが居ない場合であれば、ダブルターボ+ギフト+ミスと等を付けておくのが良いでしょう。
デッキの核となるポケモン②
特性で毎ターン2枚まで山札から自分のポケモンに特殊エネルギーを2枚加速できます。
進化後のアーケオスしか採用しないため、ルギアのVSTARパワーでしか出すことができません。
一応3エネで120点出せますが、倒される可能性もあるので、サイドを取られたくない時以外は他のアタッカーに攻撃を任せましょう。
アーケオスがいれば280~350の高打点を簡単に出すことができるポケモンです。
普通に考えて非エクのポケモンで毎ターンexやVSTARをワンパンしてくるデッキに勝てるわけがありません。
もちろん1進化のため、準備がネックではありますが、現状ルギアデッキで最も強いアタッカーでしょう。
注意点として、チラチーノのダメージは特殊エネルギーの”枚数”を参照するため、ダブルターボ1枚で2枚分の火力にはなりません。
先行1ターン目のゼイユや、後攻2ターン目のジニア、博士の研究を確実に使用したいデッキのため、採用する価値が非常に高いポケモンです。
特に「ジニア」に関しては序盤以外使う価値が低く、採用枚数が1枚の場合が多いため、ネオラントで持ってくる前提で採用されています。
レガシーエネルギーの登場で技を使えるようになったため、負け筋を減らしたり、特性を使いまわしたりと、更に小回りが効くようになりました。
非エク主体のデッキに対して特に強力なアタッカーです。
ルギアミラーでも相手のチラチーノを倒してサイドを2枚取ることができます。
自分はレガシーエネルギーを付けておけばサイドを1枚しか取られなくなるのも優秀です。
高耐久+高火力で非常に扱いやすいサブアタッカーです。
中盤以降で雑に使っても強いですが、アーケオスが居なくなった時の保険としても機能するのが魅力でもあります。
いちおう240という中途半端な打点ではありますが、現環境ではおまもりが付いていない「タケルライコex」をワンパンすることができます。
主に「テツノイバラex」対策として活躍するポケモンです。
アッセンブルスターを使う前にテツノイバラを出されてしまうと、かなり時間を稼がれてしまうため、ハバタクカミで特性を消すことで展開することができるようになります。
また、現環境においてはロスト系統のウッウやキュワワーを止めるのにも役立ちます。
他のデッキではあまり見ないカードですが、ルギアデッキの場合、進化ポケモンを持ってくるためのカードとしてフル投入されていることが多いです。
運次第ではありますが、ハイパーボールとは違い、手札を切らずにアーケオスやルギアデッキVSTARを持って来ることができます。
また、裏面が出た場合でも、ネオラントを持ってきてジニアというルートもあるので、序盤はどちらに転んでも使いやすいです。
手札の特殊エネルギーなどをトラッシュせずに手札を回すことができます。
ルギアデッキの場合は、序盤で使うサポートが「博士の研究」や「ジニア」でほぼ決まっているので、基本は後半に妨害用として使うことが多いでしょう。
自分の手札が減ってしまってもアーケオスさえいれば動けるので、相手の動きだけを抑制しやすいのが魅力です。
先行1ターン目でも使用できるサポートで、プチ博士の研究です。
一応手札が切れるサポートなので、博士の研究が無い時に代用することができます。
ネオラントでサーチできるため、1枚だけ採用しているリストも見かけます。
手札を切れるサポート兼、ポケモンVに対してはボスの指令としても使うことができます。
環境的にルギアミラーになることが多いため、ネオラントを呼び出してテツノカイナでサイド3枚取りを狙うことも出来ます。
前レギュの「バーネット博士」に近い役割を果たします。
バーネット博士とは違って直接トラッシュに落とせない分、手札にキープすることができるので、ルギアVSTARやチラチーノを持ってこれるという利点もあります。
基本的にアーケオスを展開するまでのターンでしか使用価値が無いため、1枚だけ採用してネオラントでサーチすることになります。
運要素ではありますが、スタジアム枠で唯一進化ポケモンを持ってこれる可能性があるカードです。
もちろん状況に合わせてアタッカーやネオラントなどを持ってくることもできます。
相手に使われるのが嫌な時はルギアの技で自壊させることも可能です。
1枚で2個分のエネルギーを稼ぐことができるので、アーケオス特性を節約しやすく、余剰分でミストエネルギーなどの対策カードをベンチポケモンに貼れるのが強みです。
ただし火力が下がってしまうので、対面のデッキのワンパンラインに注意して使う必要があります。
また、逃げエネとして使う際にも活躍するエネルギーです。
倒されそうなポケモンにつけておくことで、相手がサイドを取った時に自分も手札を補充することができます。
自分のターンに返ってくる前に手札を補充できるので、次の選択肢が増えるのが大きな強みでしょう。
アーケオスから加速する分にはただの無色エネルギーですが、手札に来た時に入れ替え札として使うことができるのが優秀です。
後半で手札に欲しい場合もあるので、できれば山札に温存しておきたい特殊エネルギーです。
現環境においては、ヤミラミやドラパルトのダメカン、ギラティナのスターレクイエム、かがやくゲッコウガのベンチ狙撃対策として活躍します。
レガシーエネルギーのお供としてつけておくと、技の効果で倒されることが無くなるので、特性で付与される状態異常など以外では確実にレガシーエネルギーの効果を発動させることができます。
ルギアをTier1に押し上げた元凶ともいえるカードです。
テツノカイナや、オーガポンといった有色1+無色系のアタッカーを動かせるようになったことで、デッキとしてのパワーが格段に向上しました。
また、ネオラントを使用するデッキとしては、技で山札に帰らせられるようになったというのも大きなメリットでしょう。
ルギアデッキは、デッキの性質上全てのエネルギーが特殊エネルギーになっているので、特殊エネルギー対策ができるカードがメタカードとして機能します。
ただし、「シンオウ神殿」に関してはルギアの技で破壊されてしまうので、相手のルギアが動けないタイミングなどを見計らって貼る必要があります。
テツノイバラexをバトル場においておけば、ルギアVSTARがアッセンブルスターを使えなくなるので、アーケオスを場に出せなくなります。
また、雷タイプで140点の技を持っているため、ルギアの弱点を突いてワンパンすることも可能です。
ただし、アッセンブルスターを使われた後に出したり、ボスなどでベンチに下げられると意味がない点には注意する必要があります。
アーケオスを1体倒すだけでも、出力はかなり下がるため、状況に合わせてアーケオスから狙うのもありでしょう。
また、ロスト系統のデッキであれば、ヤミラミのダメカン+かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでまとめて2体処理することも出来ます。
ただし、ミストエネルギーで対策されてしまうので、ミストエネルギーが4枚見えたあとで狙うのが良いでしょう。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のルギアVSTARデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
ルギアVSTARデッキの最新優勝デッキリスト
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 優勝
デッキコード |
---|
MMyypp-IOjIWa-yRyp2p |
6月11日 ジムバトル優勝
デッキコード |
---|
x8xc4J-vGGrx9-xGKxGx |
ルギアVSTARデッキのトレンドや環境での立ち位置
ドラパルトex対策が意識されている
チラーミィ | ミストエネルギー |
---|---|
《なかまをよぶ》を持ったチラーミィではなく、《HP70》のチラーミィを採用することで、ドラパルトの技効果で倒されないようにしています。
他にも、「ミストエネルギー」を付けていれば、ドラパルトの技効果から守ることができるため、現在のルギアデッキにはフルで4枚採用されていることが多いです。
また、「ジャミングタワー」を採用しているリストもよく見かけます。
最近流行りの《ロトムV→ペパー→森の封印石》で展開してくるドラパルトやリザードンデッキの動きを妨害するメタカードとして採用されています。
実際に今回のJCSで優勝したルギアのデッキにも2枚採用されていました。
レガシーエネルギーの登場で超強化
ルギアVSTARデッキは、通常弾の「変幻の仮面」によって凄まじい強化を受けました。中でも最も影響が大きかったのは「レガシーエネルギー」の登場です。
《全てのタイプとして扱う特殊エネルギー》というだけでもルギアデッキと非常に相性が良く、加えて”技のダメージ”で気絶した時に取られるサイドが1枚少なくなるという効果までついています。
レガシーエネルギーによって、《有色エネ1+無色エネ》要求の技を持ったポケモンをアタッカーとして採用できるようになりました。
その中でも強力なのが「テツノカイナex」で、現在はレガシーエネルギーと一緒にほとんどのルギアデッキで1枚は採用されています。
技「ごっつぁんプリファイ」で相手の非エクを倒しながらサイドを2枚とったり、イキリンコexやネオラントVを倒してサイドを3枚取ることが出来ます。
また、「変幻の仮面」で登場した「オーガポンいどのめんex」も強力なアタッカーで、これまでルギアデッキになかった《ベンチ狙撃》ができるポケモンとして活躍します。
ベンチ狙撃効果を使う場合はレガシーエネルギーを山札に戻すことができるので、別のポケモンで再利用できるようになるのも強力な点でしょう。
ネオラントV | ゼイユ |
---|---|
先行1ターン目に使うことができ、手札のアーケオスを落としながらドローすることができます。
ネオラントVでサーチすることで安定して先行から手札を回していくことができます。
また、ネオラントV自体、レガシーエネルギーの登場によって技を使えるようになったため、山札に帰って負け筋を減らしたり、特性を再利用できるようになりました。
ルギアVSTARデッキの特徴
ルギアVSTARデッキの特徴 | |
---|---|
環境での立ち位置・Tier | Tier1 |
デッキの使用難易度 | ★★☆☆☆ |
デッキの強み・弱み | 【強み】 ・アーケオスでの特殊エネルギー供給 ・特殊エネの様々な恩恵を受けられる ・様々なアタッカーを採用できる ・手札干渉の影響を受けにくい 【弱み】 ・アーケオスがいないと動けない ・特殊エネ対策に弱い |
ルギアのVSTARパワーでアーケオスを2体場に出すと、《毎ターン4枚の特殊エネルギーをデッキから付ける》ことができます。
アーケオスさえ展開できればゲーム中ほぼエネルギーに困ることが無く、加速できるのが特殊エネルギーのため、様々な効果の恩恵を受けるのが魅力です。
また、普通であれば要求エネ数が多かったりで、使いにくいポケモンであっても簡単に動かせるため、環境に合わせて強力なアタッカーを使い分けられるというのも強みでしょう。
ルギアVSTARデッキのサンプルリストと値段
ドラパルトexデッキのサンプル | |
---|---|
デッキコード | MMyypp-IOjIWa-yRyp2p |
値段 | 約11,000円~ |
まさに「変幻の仮面」環境に置いてのテンプレともいえるようなリストとなっており、デッキの再現性を高めるために無駄なカードは極力省かれています。
また、《ミストエネルギー》や《HP70チラーミィ》、《ジャミングタワー》など、各所にドラパルトへの対策が見られるのも現在の環境を表しています。
▷デッキ販売への導線リンク
ルギアVSTARデッキの回し方
ルギアVSTARデッキの回し方について、進行ターンごとに要点をまとめていきます。ゲームの進行度 | 要点 |
---|---|
1ターン目の動き | ・ルギアを2体+チラーミィを展開する ・アーケオスをトラッシュする |
2ターン目の動き | ・ルギアVSTARに進化する ・アーケオス2体をVSTARパワーで出す ・アーケオスの特性で加速して攻撃 |
中盤以降の立ち回り | ・状況に合わせてアタッカーを選択 ・対面に応じて特殊エネルギーを選択 |
終盤の勝ち切り方 | ・ナンジャモで妨害する ・アタッカーを駆使してサイドを取り切る |
1ターン目の動きと目指す盤面
1ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
出来ればルギアを2体出せると安全ですが、先行であればまず倒されないので、ベンチにルギア1体+バトル場とベンチにチラーミィを置いておくのもありでしょう。
ネオラントV | ゼイユ |
---|---|
先行の場合は《ネオラントV+ゼイユ》が強力なので、キャプチャーアロマなどでサーチしたアーケオスを先にトラッシュしておくのが良いでしょう。
後攻の場合は、ルギアVに手貼りして技《かぜよみ》を使うのもありです。
手札を1枚トラッシュして3ドローできるため、アーケオスをトラッシュしつつ次のターンに備えることができます。
2ターン目の動きと目指す盤面
2ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
ネオラントV | ジニア | ハイパーボール |
---|---|---|
《ネオラントVでジニア→ジニアでアーケオス2体→ハイパーボールでアーケオス2体トラッシュ+ルギアVSTARサーチ》は鉄板ムーブなので覚えておきましょう。
手札をトラッシュできるカードが「ハイパーボール」「博士の研究」「ルギアVの技」ぐらいなので、その時の手札に合わせてハイパーボールで切るか、博士の研究で切るかのルートをしっかり頭の中で作っておくのが良いでしょう。
アーケオスを2体用意できたら、特殊エネルギーを加速して攻撃していきます。
中盤以降の立ち回り
中盤以降 | ||||
---|---|---|---|---|
それぞれのアタッカーの役割は以下のようなイメージです。
-
チラチーノ
→大型をワンパンする。サイドを1枚しか取られない。 -
テツノカイナex
→たねポケモンを倒してサイドを2枚取る。 -
オーガポンいどのめんex
→ベンチ狙撃。手負いのポケモンや進化前を倒す。 -
ガチグマアカツキex
→高耐久で中打点を出せる。サイドを取られてから動かす。
レガシーエネルギー | ミストエネルギー |
---|---|
レガシーエネルギーの効果は《技のダメージで倒された場合にのみ発動》するため、ドラパルトやヤミラミのダメカンのせや、ギラティナのスターレクイエムなどで《技の効果で倒される》と効果が発動しません。
ミストエネルギーで技の効果を受けないようにすることで、技の効果で気絶するのを防ぎ、レガシーエネルギーの効果を確実に発動させることができます。
チラチーノのダメージ表
特殊エネルギーの枚数 | ダメージ | ワンパンライン |
---|---|---|
2枚 | 140 | たね非エク系全般 トドロクツキ かがやくゲッコウガ |
3枚 | 210 | たねポケモンex ネオラントV |
4枚 | 280 | VSTAR ピジョットex |
5枚 | 350 | 2進化ex |
終盤の勝ち切り方
後半は、相手が取ったサイドの枚数で技の必要エネルギーが少なくなる「ガチグマアカツキex」が輝きます。最悪、アーケオスが倒されても手貼りで動けるので、後半まで使わずに残しておくのもおすすめです。
アーケオスが残っているなら「ナンジャモ」を使って相手の手札を減らしましょう。
自分はアーケオスの加速で手札が無くても動きやすいため、相手だけ行動を制限できるようになることが多いです。
採用カードの使い方と採用理由の解説
ルギアVSTAR
採用枚数 |
---|
3枚 |
2ターン目アッセンブルスターからアーケオスを2体展開することができます。
技のスタジアム破壊効果も地味に優秀で、自分で貼った「テーブルシティ」などの効果を相手に使わせる前に破壊することができます。
相手に220でワンパンできるポケモンが居ない場合であれば、ダブルターボ+ギフト+ミスと等を付けておくのが良いでしょう。
アーケオス
採用枚数 |
---|
4枚 |
特性で毎ターン2枚まで山札から自分のポケモンに特殊エネルギーを2枚加速できます。
進化後のアーケオスしか採用しないため、ルギアのVSTARパワーでしか出すことができません。
一応3エネで120点出せますが、倒される可能性もあるので、サイドを取られたくない時以外は他のアタッカーに攻撃を任せましょう。
チラチーノ
採用枚数 |
---|
3枚 |
普通に考えて非エクのポケモンで毎ターンexやVSTARをワンパンしてくるデッキに勝てるわけがありません。
もちろん1進化のため、準備がネックではありますが、現状ルギアデッキで最も強いアタッカーでしょう。
注意点として、チラチーノのダメージは特殊エネルギーの”枚数”を参照するため、ダブルターボ1枚で2枚分の火力にはなりません。
ネオラントV
採用枚数 |
---|
1~2枚 |
特に「ジニア」に関しては序盤以外使う価値が低く、採用枚数が1枚の場合が多いため、ネオラントで持ってくる前提で採用されています。
レガシーエネルギーの登場で技を使えるようになったため、負け筋を減らしたり、特性を使いまわしたりと、更に小回りが効くようになりました。
テツノカイナex
採用枚数 |
---|
1枚 |
ルギアミラーでも相手のチラチーノを倒してサイドを2枚取ることができます。
自分はレガシーエネルギーを付けておけばサイドを1枚しか取られなくなるのも優秀です。
ガチグマアカツキex
採用枚数 |
---|
1枚 |
中盤以降で雑に使っても強いですが、アーケオスが居なくなった時の保険としても機能するのが魅力でもあります。
いちおう240という中途半端な打点ではありますが、現環境ではおまもりが付いていない「タケルライコex」をワンパンすることができます。
ハバタクカミ
採用枚数 |
---|
1枚 |
アッセンブルスターを使う前にテツノイバラを出されてしまうと、かなり時間を稼がれてしまうため、ハバタクカミで特性を消すことで展開することができるようになります。
また、現環境においてはロスト系統のウッウやキュワワーを止めるのにも役立ちます。
キャプチャーアロマ
採用枚数 |
---|
4枚 |
運次第ではありますが、ハイパーボールとは違い、手札を切らずにアーケオスやルギアデッキVSTARを持って来ることができます。
また、裏面が出た場合でも、ネオラントを持ってきてジニアというルートもあるので、序盤はどちらに転んでも使いやすいです。
ナンジャモ
採用枚数 |
---|
3枚 |
ルギアデッキの場合は、序盤で使うサポートが「博士の研究」や「ジニア」でほぼ決まっているので、基本は後半に妨害用として使うことが多いでしょう。
自分の手札が減ってしまってもアーケオスさえいれば動けるので、相手の動きだけを抑制しやすいのが魅力です。
ゼイユ
採用枚数 |
---|
1~3枚 |
一応手札が切れるサポートなので、博士の研究が無い時に代用することができます。
ネオラントでサーチできるため、1枚だけ採用しているリストも見かけます。
セレナ
採用枚数 |
---|
2枚 |
環境的にルギアミラーになることが多いため、ネオラントを呼び出してテツノカイナでサイド3枚取りを狙うことも出来ます。
ジニア
採用枚数 |
---|
1枚 |
バーネット博士とは違って直接トラッシュに落とせない分、手札にキープすることができるので、ルギアVSTARやチラチーノを持ってこれるという利点もあります。
基本的にアーケオスを展開するまでのターンでしか使用価値が無いため、1枚だけ採用してネオラントでサーチすることになります。
テーブルシティ
採用枚数 |
---|
1枚 |
もちろん状況に合わせてアタッカーやネオラントなどを持ってくることもできます。
相手に使われるのが嫌な時はルギアの技で自壊させることも可能です。
ダブルターボエネルギー
採用枚数 |
---|
3~4枚 |
ただし火力が下がってしまうので、対面のデッキのワンパンラインに注意して使う必要があります。
また、逃げエネとして使う際にも活躍するエネルギーです。
ギフトエネルギー
採用枚数 |
---|
4枚 |
自分のターンに返ってくる前に手札を補充できるので、次の選択肢が増えるのが大きな強みでしょう。
ジェットエネルギー
採用枚数 |
---|
4枚 |
後半で手札に欲しい場合もあるので、できれば山札に温存しておきたい特殊エネルギーです。
ミストエネルギー
採用枚数 |
---|
4枚 |
レガシーエネルギーのお供としてつけておくと、技の効果で倒されることが無くなるので、特性で付与される状態異常など以外では確実にレガシーエネルギーの効果を発動させることができます。
レガシーエネルギー
採用枚数 |
---|
1枚 |
テツノカイナや、オーガポンといった有色1+無色系のアタッカーを動かせるようになったことで、デッキとしてのパワーが格段に向上しました。
また、ネオラントを使用するデッキとしては、技で山札に帰らせられるようになったというのも大きなメリットでしょう。
ルギアVSTARデッキの対策
特殊エネルギー対策カードを使う
シンオウ神殿 | 改造ハンマー | ピーニャ |
---|---|---|
ただし、「シンオウ神殿」に関してはルギアの技で破壊されてしまうので、相手のルギアが動けないタイミングなどを見計らって貼る必要があります。
テツノイバラでアッセンブルスターを防ぐ
テツノイバラexは、前レギュで言う「頂への雪道」のような効果の特性を持ったポケモンです。テツノイバラexをバトル場においておけば、ルギアVSTARがアッセンブルスターを使えなくなるので、アーケオスを場に出せなくなります。
また、雷タイプで140点の技を持っているため、ルギアの弱点を突いてワンパンすることも可能です。
ただし、アッセンブルスターを使われた後に出したり、ボスなどでベンチに下げられると意味がない点には注意する必要があります。
アーケオスから倒す
ルギアVSTARはエネルギー加速を完全にアーケオスに依存しているため、アーケオスが倒されてしまうと機能不全に陥ってしまいます。アーケオスを1体倒すだけでも、出力はかなり下がるため、状況に合わせてアーケオスから狙うのもありでしょう。
また、ロスト系統のデッキであれば、ヤミラミのダメカン+かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでまとめて2体処理することも出来ます。
ただし、ミストエネルギーで対策されてしまうので、ミストエネルギーが4枚見えたあとで狙うのが良いでしょう。
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