【ポケカ】ブラッキーの歴代デッキ紹介
2024/11/29
ポケモンカードで、これまでに環境で活躍していた「ブラッキー」のカードを使うデッキを紹介していきます。
どんなところが強かったのか、当時の環境なども振り返りながら解説していきます。
直近でブラッキーの活躍があったのは、剣盾シリーズの2021~22年ごろになります。
2021年5月に発売された拡張パック「イーブイヒーローズ」に収録された、「ブラッキーVMAX」を採用したデッキ、通称「ダイナブラッキー」です。
「ブラッキーVMAX」は、特性「ダークシグナル」で進化時に「ボスの指令」効果を使えるのが強力なポケモンです。
特性が強力な分、技の性能は控えめなので、他のアタッカーと組ませるのが基本的な使われ方でした。
そんな中で、一番初めにブラッキーVMAXを組み込んだのが「ムゲンダイナVMAX」です。
ムゲンダイナVMAXは、特性「ムゲンゾーン」で、自分の場が悪タイプだけならベンチを8枠まで置けるようになるという効果をもちます。
これによって、「クロバットV」、「ガラルファイヤーV」といったシステム系のポケモンを使いながらでも「ブラッキーVMAX」を展開しやすくなります。
また、「ムゲンダイナVMAX」自体が、場の悪ポケモンの数×30(最大270ダメージ)を出せるので、アタッカーとしての性能も高いことから、アタッカーが相方に欲しいブラッキーVMAXとベストマッチしていました。
第4期ポケカ四天王を務めた「サイトウコウセイ」選手が、実際にこの「ダイナブラッキー」を使用し、「ポケモン竜王戦2020」で見事優勝という結果を残しています。
ムゲンダイナのレギュ落ち後、ダイナブラッキーの後釜のような形で流行したのが「ゲンガーブラッキー」です。
実はイーブイヒーローズ同日発売だった、「ハイクラスデッキ」に収録されていた「ゲンガーVMAX」と「ブラッキーVMAX」を組み合わせたデッキタイプです。
どちらも「いちげき」タイプのカードであるため、「ヘルガー」を採用することができ、特性「いちげきのキバ」で山札から安定してエネルギー供給を行うことができます。
ゲンガーVMAXの高い攻撃力を、ブラッキーVMAXの特性でベンチからひきづり出したポケモンに当てるのが強力なデッキタイプでした。
こちらは、2019〜2021年ごろに活躍した通称「ダーク(悪)パーフェクション」と呼ばれるデッキタイプです。
2019年から登場した「タッグチーム」というシリーズのポケモンを使うデッキで、タッグチームのポケモンには追加で要求されるエネルギー条件を満たすことで、強力な「GXワザ」を使えるという特徴があります。
そんなタッグチームのGX技の中でも凶悪だったのが、「ブラッキー&ダークライGX」が持つ「デッドムーンGX」です。
「デッドムーンGX」は、1エネだけで使うと「次の相手のターンで相手はトレーナーズを使えなくなる」という効果のみですが、追加で悪エネが5枚のエネルギーがついていると「バトルポケモンを気絶させる」という効果がつきます。(今でいうギラティナのVSTARパワー)
相手のポケモンを1匹倒しながらのトレーナーズロックは非常に強力で、決まればそれだけでゲームを終了させるほどの破壊力があります。
その分要求エネルギーが重いので、デッキの多くの枠をエネルギー供給用のカードに割いています。
特にガラルファイヤーや、「レッド&グリーン」「ナツメ&ハチク」で盤面に悪エネルギー用意してから「マニューラGX」で全て移動させるムーブが強力でした。
もう1匹のメインアタッカーである「ミュウツー&ミュウGX」は、デッキの名前にもなっている特性「パーフェクション」が強力なポケモンです。
特性パーフェクションによって、トラッシュのGX技をなんでも使えるので、「ブラッキー&ダークライGX」はもちろん、「メガヤミラミ&バンギラスGX」「ゲッコウガ&ゾロアークGX」といった他のタッグチームポケモンの技も状況に合わせて打ち分けられます。
また、超ポケモンなので、悪ポケモンの弱点である闘ポケモンに対して逆に弱点が突けることも、相性補完として優秀な点でした。(当時はウーラオスVMAXなどが活躍していた)
2019年に開催されたチャンピオンズリーグ京都にて、強豪プレイヤーの「とーしん」選手、「あむ」選手が使用したことで話題になったデッキタイプです。
デッキの軸となる「フーパ」は、特性「バンデットガード」で、ポケモンGX、EXからの技ダメージを受けない効果を持ちます。(今でいうミミッキュみたいなポケモン)
これによって、そもそもポケモンGX、EX以外の攻撃方法が無いデッキを詰ませることができます。
しかし、当然ですがフーパ対策も兼ねて、環境デッキの多くには非エクで攻撃できるポケモンが採用され、フーパを突破する手段が用意されています。
そんな「フーパを突破できるポケモン」を倒せるポケモンとして採用されたのが「ブラッキー」です。
このブラッキーは、前の番に技のダメージで自分のポケモンが倒されていると、1エネで120ダメージという非エクでは最高クラスのダメージを出すことができます。
基本はフーパで相手を詰ませながら、フーパを突破してきたらブラッキーでフーパを倒せるポケモンを倒し返し、再度フーパで詰ませていくというのが基本戦術になっています。 ▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
どんなところが強かったのか、当時の環境なども振り返りながら解説していきます。
ダイナブラッキー
活躍時期 | 2021~2022年 |
---|---|
採用ブラッキー | ・ブラッキーVMAX ・ブラッキーV |
特徴 | ・ムゲンダイナでベンチ8枠 └クロバットV、ガラルファイヤーVなど強力な特性使い放題 ・ブラッキーでボスの指令 |
直近でブラッキーの活躍があったのは、剣盾シリーズの2021~22年ごろになります。
2021年5月に発売された拡張パック「イーブイヒーローズ」に収録された、「ブラッキーVMAX」を採用したデッキ、通称「ダイナブラッキー」です。
「ブラッキーVMAX」は、特性「ダークシグナル」で進化時に「ボスの指令」効果を使えるのが強力なポケモンです。
特性が強力な分、技の性能は控えめなので、他のアタッカーと組ませるのが基本的な使われ方でした。
そんな中で、一番初めにブラッキーVMAXを組み込んだのが「ムゲンダイナVMAX」です。
ムゲンダイナVMAXは、特性「ムゲンゾーン」で、自分の場が悪タイプだけならベンチを8枠まで置けるようになるという効果をもちます。
これによって、「クロバットV」、「ガラルファイヤーV」といったシステム系のポケモンを使いながらでも「ブラッキーVMAX」を展開しやすくなります。
また、「ムゲンダイナVMAX」自体が、場の悪ポケモンの数×30(最大270ダメージ)を出せるので、アタッカーとしての性能も高いことから、アタッカーが相方に欲しいブラッキーVMAXとベストマッチしていました。
第4期ポケカ四天王を務めた「サイトウコウセイ」選手が、実際にこの「ダイナブラッキー」を使用し、「ポケモン竜王戦2020」で見事優勝という結果を残しています。
ゲンガーブラッキー
活躍時期 | 2022年 |
---|---|
採用ブラッキー | ・ブラッキーVMAX ・ブラッキーV |
特徴 | ・いちげきポケモンデッキ ・ゲンガーの高い攻撃力 ・ヘルガーによるエネ加速 ・ブラッキーでボスの指令 |
ムゲンダイナのレギュ落ち後、ダイナブラッキーの後釜のような形で流行したのが「ゲンガーブラッキー」です。
実はイーブイヒーローズ同日発売だった、「ハイクラスデッキ」に収録されていた「ゲンガーVMAX」と「ブラッキーVMAX」を組み合わせたデッキタイプです。
どちらも「いちげき」タイプのカードであるため、「ヘルガー」を採用することができ、特性「いちげきのキバ」で山札から安定してエネルギー供給を行うことができます。
ゲンガーVMAXの高い攻撃力を、ブラッキーVMAXの特性でベンチからひきづり出したポケモンに当てるのが強力なデッキタイプでした。
悪パーフェクション
活躍時期 | 2019〜2021年 |
---|---|
採用ブラッキー | ・ブラッキー&ダークライGX |
特徴 | ・デッドムーンGXで試合終了 ・ミュウミュウで超タイプ攻撃 ・豊富なエネ加速手段 |
こちらは、2019〜2021年ごろに活躍した通称「ダーク(悪)パーフェクション」と呼ばれるデッキタイプです。
2019年から登場した「タッグチーム」というシリーズのポケモンを使うデッキで、タッグチームのポケモンには追加で要求されるエネルギー条件を満たすことで、強力な「GXワザ」を使えるという特徴があります。
そんなタッグチームのGX技の中でも凶悪だったのが、「ブラッキー&ダークライGX」が持つ「デッドムーンGX」です。
「デッドムーンGX」は、1エネだけで使うと「次の相手のターンで相手はトレーナーズを使えなくなる」という効果のみですが、追加で悪エネが5枚のエネルギーがついていると「バトルポケモンを気絶させる」という効果がつきます。(今でいうギラティナのVSTARパワー)
相手のポケモンを1匹倒しながらのトレーナーズロックは非常に強力で、決まればそれだけでゲームを終了させるほどの破壊力があります。
その分要求エネルギーが重いので、デッキの多くの枠をエネルギー供給用のカードに割いています。
マニューラGX | レッド&グリーン |
---|---|
場の悪エネを動かせる | GXを即座に進化 +追加効果でエネルギーを2枚そのポケモンにつける |
ガラルファイヤー | ナツメ&ハチク |
---|---|
手札の悪エネを2枚まで付けて出せる | エネルギー2枚サーチ +追加効果で別タイプのポケモンを3匹までサーチ |
特にガラルファイヤーや、「レッド&グリーン」「ナツメ&ハチク」で盤面に悪エネルギー用意してから「マニューラGX」で全て移動させるムーブが強力でした。
もう1匹のメインアタッカーである「ミュウツー&ミュウGX」は、デッキの名前にもなっている特性「パーフェクション」が強力なポケモンです。
特性パーフェクションによって、トラッシュのGX技をなんでも使えるので、「ブラッキー&ダークライGX」はもちろん、「メガヤミラミ&バンギラスGX」「ゲッコウガ&ゾロアークGX」といった他のタッグチームポケモンの技も状況に合わせて打ち分けられます。
また、超ポケモンなので、悪ポケモンの弱点である闘ポケモンに対して逆に弱点が突けることも、相性補完として優秀な点でした。(当時はウーラオスVMAXなどが活躍していた)
フーパブラッキー
活躍時期 | 2019年 |
---|---|
採用ブラッキー | ブラッキー(かたきうち) |
特徴 | ・フーパによる詰ませ性能 ・ブラッキーで非エク狩り |
2019年に開催されたチャンピオンズリーグ京都にて、強豪プレイヤーの「とーしん」選手、「あむ」選手が使用したことで話題になったデッキタイプです。
デッキの軸となる「フーパ」は、特性「バンデットガード」で、ポケモンGX、EXからの技ダメージを受けない効果を持ちます。(今でいうミミッキュみたいなポケモン)
これによって、そもそもポケモンGX、EX以外の攻撃方法が無いデッキを詰ませることができます。
しかし、当然ですがフーパ対策も兼ねて、環境デッキの多くには非エクで攻撃できるポケモンが採用され、フーパを突破する手段が用意されています。
そんな「フーパを突破できるポケモン」を倒せるポケモンとして採用されたのが「ブラッキー」です。
このブラッキーは、前の番に技のダメージで自分のポケモンが倒されていると、1エネで120ダメージという非エクでは最高クラスのダメージを出すことができます。
基本はフーパで相手を詰ませながら、フーパを突破してきたらブラッキーでフーパを倒せるポケモンを倒し返し、再度フーパで詰ませていくというのが基本戦術になっています。 ▼ ポケカレおすすめ記事の一覧