【ポケカ】ギラティナVSTARデッキの回し方と最新優勝レシピを解説
2024/11/26
ギラティナVSTARデッキのデッキレシピや回し方について解説していきます。
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のロストギラティナデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
エネ管理がシビアなロストギラティナにおいて、ゲーム後半であれば低コストで撃てて高威力の高火力を出せるポケモンは非常に便利です。
240点と大型を倒すには少し物足りない火力ですが、ゲッコウガやヤミラミ技と合わせて複数取りを狙うことができるのも利点でしょう。
今年から再登場した「ACE SPEC」の中では、「マキシマムベルト」や「アンフェアスタンプ」、「プライムキャッチャー」など、元からカードパワーが高いものが採用されています。
アンフェアスタンプは、ロストギラティナというデッキの性質上、非エクのポケモンが倒されるタイミングが多いため、使えるチャンスが多く、自身は《はなえらび》で手札を増やせることから相性が良いです。
また、「マキシマムベルト」はギラティナに付けることでポケモンexに対して330点まで火力を伸ばせるので、リザードンexやドラパルトexなどの大型をワンパンすることも出来ます。
ロストギラティナは、《ロストゾーン》という独自のゾーンにカードを貯めていくことで、徐々にデッキの出力が上がっていくというのが特徴のデッキです。
前半は押されることが多いですが、中盤から後半にかけて逆転を狙っていきます。
必要なカードの選択や、ダメージの管理などが難しく、プレイヤーの練度次第で大きく化けるデッキタイプです。
ギラティナVSTARの技「ロストインパクト」は一撃で280点と高火力を出すことができますが、技の必要エネルギーが草超の2色と揃えるのが難しいです。
「アクロマの実験」や「キュワワー」の特性でロストゾーンにカードを貯めていき、ロストゾーンのカードが7枚になると「ミラージュゲート」が使えるようになるため、エネルギーを簡単に付けられるようになります。
「ヤミラミ」や「ウッウ」といったロストギミック限定で使えるアタッカー達も優秀で、ギラティナ以外の攻撃手段が豊富にあるのも強みです。
最終的にロストゾーンに10枚カードを貯めることでギラティナのVSTARパワー「スターレクイエム」を使えるようになり、どんなポケモンでもワンパンすることができます。
現在はギラティナVSTARデッキ自体の需要がそこまで高くないことや、VSTARユニバースでデッキのパーツの大半が再録されたことなどから、他の環境デッキと比べても比較的安めの値段でデッキを組むことができます。
1ターン目で優先したいのはキュワワーの展開とギラティナVを置くことです。
ロスト軸のデッキは、いかに早く「ミラージュゲート」を使用できるようになる《ロストゾーン7枚》を準備できるかが肝になってきます。
1ターン目からキュワワーを2体以上展開し、入れ替え札を使ってロストゾーンを加速しつつ、次のターンに向けて手札を整えていきましょう。
先行であれば2枚以上ロストゾーンを貯めたい所です。
また、ロスト系のデッキは後攻でも強い動きができるのが特徴です。
ギラティナVの技「アビスシーク」が強力で、手札を増やしながらロストゾーンを2枚加速することができます。
また、後攻ならサポートも使えるので、《アクロマの実験+キュワワー2回+アビスシーク》で1ターン目から6枚ロストゾーンを加速することも出来ます。
先行の場合、2ターン目でロストゾーン7枚に到達させるハードルが高いので、できる限りロストゾーンを貯めつつ、基本は「ウッウ」でダメージを稼ぎましょう。
(先行の場合、1ターン目に2枚貯めていたとしても、2ターン目で5枚貯める必要があるので、アクロマ+キュワワー3回か、ロストスイーパーが絡まないと難しい)
キュワワーやアクロマが引けず動きが悪い場合は、先行2ターン目であってもギラティナのアビスシークを使っていくのが重要です。
後攻の場合は1ターン目に4~5枚貯めれていると「ミラージュゲート」に必要な7枚に到達していることが多いため、ゲッコウガやギラティナを動かしていくことができます。
先行を取られている分、先に大型のポケモンを出されている場合が多いので、ギラティナの火力やゲッコウガのベンチ取りでテンポを取り返していきましょう。
ロストゾーンが溜まってからも、キュワワーを回したり、ゲッコウガの特性を使って必要な札をドローしに行きましょう。
ロストゾーンの溜まりが悪く、立ち上がりが遅くなった場合は「アンフェアスタンプ」などで切り返すのも重要になります。
ロスト系のデッキはキュワワーやウッウなどの非エクポケモンが簡単に倒されるので、撃てるタイミングが多いです。
また、ギラティナの280でワンパンできないポケモンでも、しっかりダメージを与えておくのが重要です。
後半のヤミラミのダメカンばら撒きでまとめ取りできる可能性があります。
後半は「ガチグマアカツキex」や「ヤミラミ」が重要な役割を果たします。
サイドを4枚取られている状態であれば、超エネ+草or水エネ1枚ずつで「ガチグマアカツキex」と「ヤミラミ」を起動できるため、「ミラージュゲート」1枚だけで2体動けるようになります。
ガチグマやギラティナで稼いだダメージで手負いになっているポケモンを、ヤミラミで取り切りましょう。
デッキのメインアタッカーとなるポケモンです。
2年前に登場したポケモンですが、条件があるとはいえ、1進化でここまでの圧を出せるポケモンは他にいません。
進化後が強力なのはもちろん、進化前の「アビスシーク」が強いのも、ロストバレットより安定してロストゾーンを貯めることができる理由になっています。
デッキの核となるポケモンです。
バトル場で特性を使う必要があるため、ロスト系のデッキでは入れ替え札が非常に重要な役割を果たします。
「はなえらび」という特性がロスト系のデッキを難しくしている理由でもあります。
2枚のうち片方はもう使うことができない場所に置くことになるため、どのカードを切っていいのか、どのカードを手札に加えるべきなのかを、その時の状況や対戦相手のデッキなどを加味して見極めていく必要があります。
特に先行の2ターン目や、ロストゾーンの溜まりが悪い時に簡単にダメージを稼いでくれるポケモンとして非常に重宝します。
ロストデッキは「ヤミラミ」のおかげでワンパン出来なくても後でから倒しきれる可能性があるため、攻撃を途切れさせずにしっかりダメージを稼いでおくというのが重要です。
その役割を序盤から果たしてくれるのがウッウということになります。
ロストゾーンを使うデッキがいまだに活躍できる理由になっているポケモンでしょう。
ドラパルトexの強さを考えれば、ダメカンを12個も好きなように乗せられるたねポケモンがどれだけ異常かというのが分かりやすいかと思います。
他のアタッカーで倒しきれなかったポケモンをまとめ取りするのはもちろん、事前にギラティナなどがワンパンできるHPラインにダメカンを乗せておくというプレイも重要になります。
特性によるデッキ回しに加えて、ロストデッキの場合はミラージュゲートを使うことで技を使用してベンチ狙撃を行うことができます。
もちろんマナフィがいる場合は動かすことができませんが、後半にマナフィをヤミラミで倒すことによってゲッコウガの技を通せるようになるというのもロストデッキならではの詰め方となります。
とにかくゲッコウガとヤミラミの組み合わせが強力で、2体でベンチに合計300点のダメージを稼げるので、ルギアデッキのアーケオスを同時に倒したりという芸当も可能です。
後半で簡単に動けるアタッカーとして活躍するポケモンです。
HPが高いためワンパンされにくく、ヤミラミやゲッコウガと合わせることで、大型を倒せる火力を出せるのも魅力です。
ただし、逃げエネが重いのがネックで、ガチグマをバトル場に呼ばれて手札干渉を受けると詰ませられてしまう可能性がある点には注意が必要となります。
キュワワーをどれだけ出せるかが非常に重要なデッキなので、キュワワーを2体展開できるカードとして強力です。
ただし、出せるポケモンがキュワワーとマナフィしかいないので、万能というわけでもなく、キュワワーを出せた後は腐ってしまう可能性もあるカードです。
そのため、2枚程度の採用でとどめているリストもよく見かけます。
ギラティナVSTAR以外のポケモンに対応している入れ替え札です。(ただし、ベンチからギラティナを出す分には問題ない)
ポケモン入れ替えとの枚数配分を考えつつ採用するカードですが、現環境の場合は、特にドラパルトexに対して有効になるため、いれかえカートの方が多めに使われています。
デッキの軸となるグッズです。
このカードのおかげで、ギラティナやゲッコウガなどを動かすことができます。
ロストデッキの場合、ヤミラミやゲッコウガで後からベンチのポケモンを倒せるため、序盤は無理にサイドを取らないというプレイが可能です。
そのため、サイド枚数で負けているという状況を作りやすく、カウンターキャッチャーなどの条件を意図的に達成させやすいです。
ロストデッキは、どれだけ早く「アクロマの実験」を引けるかが鍵となります。
そのため、アクロマの実験を確実に引くためにこのカードが採用されています。
また、後半で残っていたとしても、手札干渉を受けた後で「ツツジ」などを引きに行くことができるため、腐りにくいグッズです。
他のデッキの場合は「どうぐ」や「スタジアム」対策で採用されているカードですが、ロストデッキの場合は、それにプラスしてロストゾーンを稼ぐためのカードとしても活躍します。
唯一手札からロストゾーンにカードを送れる効果を持っているので、手札で要らなくなったカードをロストゾーンに送れるという役割もあります。
場に「どうぐ」や「スタジアム」が出ていないと使えないという点には注意しておきましょう。
ロストデッキと非常に相性が良い「ACE SPEC」カードです。
回し方の部分でも記載しましたが、序盤からキュワワーやウッウといった非エクのポケモンが倒されやすいロストデッキでは発動タイミングが多くあります。
デッキの性質上、前半は押される展開が多くなるため、中盤以降で切り返すためのカードとして使うのが強力です。
主にキュワワーにつけることで逃げエネを0にする役割を持ちます。
他にもギリギリで耐えたガチグマを逃がすためにも活用することができます。
デッキの核となるサポートです。
後攻1ターン目や先行2ターン目で使用できるかどうかが直接勝敗に関わってくるといっても過言ではありません。
また、キュワワーと同じで手札の枚数を増やせるカードでもあるので、相手にナンジャモやアンフェアスタンプなどの手札干渉を受けない限り、手札が増えていくというのもロストデッキの特徴です。
後半から切り替えしていくロストデッキと非常に相性が良いサポートです。
ツツジで時間を稼ぎ、ヤミラミやギラティナのスターレクイエムで勝負を決めに行きます。
デッキの性質上、キュワワーやアクロマの実験で手札が増えていくため、相手の手札干渉を受けない限り序盤に引いても必要なタイミングまでキープして置けるというのも相性が良いです。
また、ツツジを使うことで手札が山札に帰るので、はなえらびで後半でも活躍できるカードを選択しておくと強い山札を作ることができます。
主にルギアデッキの対策として活躍するカードです。
ルギアはギラティナの天敵とも言えるデッキタイプで、ルギア側は《Vガートエネルギー》でギラティナのロストインパクトを耐えたり、《ミストエネルギー》でヤミラミの技やスターレクイエムを無効化できます。
シンオウ神殿を貼ることでそれらを逆に無効化できるため、現在の環境では1枚程度採用されているカードとなっています。
ただし、《シンオウ神殿がある時にジェットエネルギーの効果が使えなくなる》という点には注意しましょう。
必要のない対面ではロストスイーパーを使って自壊させることでロストゾーンの枚数を稼ぐこともできます。
入れ替え札として活躍できる無色エネルギーです。
ロストデッキと特に相性が良いカードで、ベンチのキュワワーをジェットエネルギーで場に出しつつ、ジェットエネルギーを切って逃げるところまでサポートすることができます。
他にもガチグマやギラティナとも相性が良いカードで、いれかえにしか使えない入れ替え札の枚数を減らせるのがこのカードの強みでもあります。
ただし、ミラージュゲートで加速できないので注意しましょう。
ルギアデッキであれば「ミストエネルギー」や「Vガードエネルギー」を使うことで、ギラティナデッキを簡単に対策しやすいです。
ギラティナ側に「シンオウ神殿」が採用されていることも多いですが、1枚だけの場合が多く、ルギアの技で破壊することも出来るため、完全な対策にはなりにくいです。
また、最近ではキュワワーやウッウの特性を無効化できる「ハバタクカミ」も採用され、よりロスト系のデッキに対しての風当たりが強くなっています。
ロスト系のデッキは、アクロマの実験やキュワワーで手札を増やし続け、ツツジなどを必要になるタイミングまでキープしておけるのが強みの1つです。
そのため、手札干渉系の効果で手札をリセットすることで、相手に強い動きをさせないというのが重要になります。
また、1度手札を減らされると、引き直すハードルが高いデッキでもあるため、そのまま機能不全になる可能性もあります。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
初心者の方に向けたデッキの使い方解説から、細かいテクニック、各カードの採用理由などについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、最新のロストギラティナデッキの優勝リストも掲載しているので、今のトレンドの型を把握するのにも活用することができます。
ロストギラティナデッキの最新優勝・入賞デッキリスト
6月5日 オンライン大会優勝 (53人中)
デッキコード |
---|
RpRpyU-VitCXG-ypp2pM |
5月30日 オンライン大会 ベスト8 (169人中)
デッキコード |
---|
xDxcD8-NzZuUJ-Yx4884 |
ロストギラティナデッキのトレンドや環境での立ち位置
相性が良い「ガチグマアカツキex」が追加
「クリムゾンヘイズ」で登場した「ガチグマアカツキex」がロストギラティナと相性が良いアタッカーとして、現環境のリストではほぼ確実に1枚採用されています。エネ管理がシビアなロストギラティナにおいて、ゲーム後半であれば低コストで撃てて高威力の高火力を出せるポケモンは非常に便利です。
240点と大型を倒すには少し物足りない火力ですが、ゲッコウガやヤミラミ技と合わせて複数取りを狙うことができるのも利点でしょう。
前レギュレーションから大きな変化は少ない
ロストギラティナというデッキタイプ自体、約2年前に登場したデッキタイプで今年がラストとなる老舗デッキですが、当然ロスト系のギミック追加などは一切ないので、基本的にやることは前レギュからほとんど変わっていません。マキシマムベルト | アンフェアスタンプ | プライムキャッチャー |
---|---|---|
アンフェアスタンプは、ロストギラティナというデッキの性質上、非エクのポケモンが倒されるタイミングが多いため、使えるチャンスが多く、自身は《はなえらび》で手札を増やせることから相性が良いです。
また、「マキシマムベルト」はギラティナに付けることでポケモンexに対して330点まで火力を伸ばせるので、リザードンexやドラパルトexなどの大型をワンパンすることも出来ます。
ロストギラティナデッキの特徴
ロストギラティナデッキの特徴 | |
---|---|
環境での立ち位置・Tier | Tier3 |
デッキの使用難易度 | ★★★★★ |
デッキの強み・弱み | 【強み】 ・VSTARパワーでどんな大型もワンパン ・ギラティナの技火力が高い ・ヤミラミ、ウッウなど優秀なアタッカー ・アクロマやキュワワーで手札を増やせる 【弱み】 ・はなえらびの選択やエネ管理が難しい ・手札干渉に弱い |
前半は押されることが多いですが、中盤から後半にかけて逆転を狙っていきます。
必要なカードの選択や、ダメージの管理などが難しく、プレイヤーの練度次第で大きく化けるデッキタイプです。
ギラティナVSTARの技「ロストインパクト」は一撃で280点と高火力を出すことができますが、技の必要エネルギーが草超の2色と揃えるのが難しいです。
アクロマの実験 | キュワワー | ミラージュゲート |
---|---|---|
ヤミラミ | ウッウ |
---|---|
最終的にロストゾーンに10枚カードを貯めることでギラティナのVSTARパワー「スターレクイエム」を使えるようになり、どんなポケモンでもワンパンすることができます。
ロストギラティナデッキのサンプルリストと値段
ロストギラティナデッキのサンプル | |
---|---|
デッキコード | xDxcD8-NzZuUJ-Yx4884 |
値段 | 7,000円~ |
ロストギラティナデッキの回し方
ロストギラティナデッキの回し方について、進行ターンごとに要点をまとめていきます。ゲームの進行度 | 要点 |
---|---|
1ターン目の動き | ・キュワワーを2~3体展開する ・入れ替え札でキュワワーを回す ・後攻ならアクロマとアビスシーク |
2ターン目の動き | ・キュワワーやアクロマでロストゾーンを加速 ・ウッウでダメージを稼ぐ |
中盤以降の立ち回り | ・ミラージュゲートでエネ加速 ・ゲッコウガやギラティナを動かす |
終盤の勝ち切り方 | ・スターレクイエムで大型をワンパン ・ヤミラミやガチグマを動かす |
1ターン目の動きと目指す盤面
1ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
ロスト軸のデッキは、いかに早く「ミラージュゲート」を使用できるようになる《ロストゾーン7枚》を準備できるかが肝になってきます。
1ターン目からキュワワーを2体以上展開し、入れ替え札を使ってロストゾーンを加速しつつ、次のターンに向けて手札を整えていきましょう。
先行であれば2枚以上ロストゾーンを貯めたい所です。
ギラティナV | アクロマの実験 |
---|---|
ギラティナVの技「アビスシーク」が強力で、手札を増やしながらロストゾーンを2枚加速することができます。
また、後攻ならサポートも使えるので、《アクロマの実験+キュワワー2回+アビスシーク》で1ターン目から6枚ロストゾーンを加速することも出来ます。
2ターン目の動きと目指す盤面
2ターン目 | ||||
---|---|---|---|---|
(先行の場合、1ターン目に2枚貯めていたとしても、2ターン目で5枚貯める必要があるので、アクロマ+キュワワー3回か、ロストスイーパーが絡まないと難しい)
キュワワーやアクロマが引けず動きが悪い場合は、先行2ターン目であってもギラティナのアビスシークを使っていくのが重要です。
後攻の場合は1ターン目に4~5枚貯めれていると「ミラージュゲート」に必要な7枚に到達していることが多いため、ゲッコウガやギラティナを動かしていくことができます。
先行を取られている分、先に大型のポケモンを出されている場合が多いので、ギラティナの火力やゲッコウガのベンチ取りでテンポを取り返していきましょう。
中盤以降の立ち回り
中盤以降 | ||||
---|---|---|---|---|
ロストゾーンの溜まりが悪く、立ち上がりが遅くなった場合は「アンフェアスタンプ」などで切り返すのも重要になります。
ロスト系のデッキはキュワワーやウッウなどの非エクポケモンが簡単に倒されるので、撃てるタイミングが多いです。
また、ギラティナの280でワンパンできないポケモンでも、しっかりダメージを与えておくのが重要です。
後半のヤミラミのダメカンばら撒きでまとめ取りできる可能性があります。
終盤の勝ち切り方
終盤 | ||||
---|---|---|---|---|
サイドを4枚取られている状態であれば、超エネ+草or水エネ1枚ずつで「ガチグマアカツキex」と「ヤミラミ」を起動できるため、「ミラージュゲート」1枚だけで2体動けるようになります。
ガチグマやギラティナで稼いだダメージで手負いになっているポケモンを、ヤミラミで取り切りましょう。
採用カードの使い方と採用理由の解説
ギラティナVSTAR
採用枚数 |
---|
3枚 |
2年前に登場したポケモンですが、条件があるとはいえ、1進化でここまでの圧を出せるポケモンは他にいません。
進化後が強力なのはもちろん、進化前の「アビスシーク」が強いのも、ロストバレットより安定してロストゾーンを貯めることができる理由になっています。
キュワワー
採用枚数 |
---|
4枚 |
バトル場で特性を使う必要があるため、ロスト系のデッキでは入れ替え札が非常に重要な役割を果たします。
「はなえらび」という特性がロスト系のデッキを難しくしている理由でもあります。
2枚のうち片方はもう使うことができない場所に置くことになるため、どのカードを切っていいのか、どのカードを手札に加えるべきなのかを、その時の状況や対戦相手のデッキなどを加味して見極めていく必要があります。
ウッウ
採用枚数 |
---|
1~2枚 |
ロストデッキは「ヤミラミ」のおかげでワンパン出来なくても後でから倒しきれる可能性があるため、攻撃を途切れさせずにしっかりダメージを稼いでおくというのが重要です。
その役割を序盤から果たしてくれるのがウッウということになります。
ヤミラミ
採用枚数 |
---|
1枚 |
ドラパルトexの強さを考えれば、ダメカンを12個も好きなように乗せられるたねポケモンがどれだけ異常かというのが分かりやすいかと思います。
他のアタッカーで倒しきれなかったポケモンをまとめ取りするのはもちろん、事前にギラティナなどがワンパンできるHPラインにダメカンを乗せておくというプレイも重要になります。
かがやくゲッコウガ
採用枚数 |
---|
1枚 |
もちろんマナフィがいる場合は動かすことができませんが、後半にマナフィをヤミラミで倒すことによってゲッコウガの技を通せるようになるというのもロストデッキならではの詰め方となります。
とにかくゲッコウガとヤミラミの組み合わせが強力で、2体でベンチに合計300点のダメージを稼げるので、ルギアデッキのアーケオスを同時に倒したりという芸当も可能です。
ガチグマアカツキex
採用枚数 |
---|
1枚 |
HPが高いためワンパンされにくく、ヤミラミやゲッコウガと合わせることで、大型を倒せる火力を出せるのも魅力です。
ただし、逃げエネが重いのがネックで、ガチグマをバトル場に呼ばれて手札干渉を受けると詰ませられてしまう可能性がある点には注意が必要となります。
なかよしポフィン
採用枚数 |
---|
2~4枚 |
ただし、出せるポケモンがキュワワーとマナフィしかいないので、万能というわけでもなく、キュワワーを出せた後は腐ってしまう可能性もあるカードです。
そのため、2枚程度の採用でとどめているリストもよく見かけます。
いれかえカート
採用枚数 |
---|
2~4枚 |
ポケモン入れ替えとの枚数配分を考えつつ採用するカードですが、現環境の場合は、特にドラパルトexに対して有効になるため、いれかえカートの方が多めに使われています。
ミラージュゲート
採用枚数 |
---|
4枚 |
このカードのおかげで、ギラティナやゲッコウガなどを動かすことができます。
カウンターキャッチャー
採用枚数 |
---|
2枚 |
そのため、サイド枚数で負けているという状況を作りやすく、カウンターキャッチャーなどの条件を意図的に達成させやすいです。
ポケギア3.0
採用枚数 |
---|
1枚 |
そのため、アクロマの実験を確実に引くためにこのカードが採用されています。
また、後半で残っていたとしても、手札干渉を受けた後で「ツツジ」などを引きに行くことができるため、腐りにくいグッズです。
ロストスイーパー
採用枚数 |
---|
1枚 |
唯一手札からロストゾーンにカードを送れる効果を持っているので、手札で要らなくなったカードをロストゾーンに送れるという役割もあります。
場に「どうぐ」や「スタジアム」が出ていないと使えないという点には注意しておきましょう。
アンフェアスタンプ
採用枚数 |
---|
1枚 |
回し方の部分でも記載しましたが、序盤からキュワワーやウッウといった非エクのポケモンが倒されやすいロストデッキでは発動タイミングが多くあります。
デッキの性質上、前半は押される展開が多くなるため、中盤以降で切り返すためのカードとして使うのが強力です。
緊急ボード
採用枚数 |
---|
1枚 |
他にもギリギリで耐えたガチグマを逃がすためにも活用することができます。
アクロマの実験
採用枚数 |
---|
4枚 |
後攻1ターン目や先行2ターン目で使用できるかどうかが直接勝敗に関わってくるといっても過言ではありません。
また、キュワワーと同じで手札の枚数を増やせるカードでもあるので、相手にナンジャモやアンフェアスタンプなどの手札干渉を受けない限り、手札が増えていくというのもロストデッキの特徴です。
ツツジ
採用枚数 |
---|
2枚 |
ツツジで時間を稼ぎ、ヤミラミやギラティナのスターレクイエムで勝負を決めに行きます。
デッキの性質上、キュワワーやアクロマの実験で手札が増えていくため、相手の手札干渉を受けない限り序盤に引いても必要なタイミングまでキープして置けるというのも相性が良いです。
また、ツツジを使うことで手札が山札に帰るので、はなえらびで後半でも活躍できるカードを選択しておくと強い山札を作ることができます。
シンオウ神殿
採用枚数 |
---|
1枚 |
ルギアはギラティナの天敵とも言えるデッキタイプで、ルギア側は《Vガートエネルギー》でギラティナのロストインパクトを耐えたり、《ミストエネルギー》でヤミラミの技やスターレクイエムを無効化できます。
シンオウ神殿を貼ることでそれらを逆に無効化できるため、現在の環境では1枚程度採用されているカードとなっています。
ただし、《シンオウ神殿がある時にジェットエネルギーの効果が使えなくなる》という点には注意しましょう。
必要のない対面ではロストスイーパーを使って自壊させることでロストゾーンの枚数を稼ぐこともできます。
ジェットエネルギー
採用枚数 |
---|
4枚 |
ロストデッキと特に相性が良いカードで、ベンチのキュワワーをジェットエネルギーで場に出しつつ、ジェットエネルギーを切って逃げるところまでサポートすることができます。
他にもガチグマやギラティナとも相性が良いカードで、いれかえにしか使えない入れ替え札の枚数を減らせるのがこのカードの強みでもあります。
ただし、ミラージュゲートで加速できないので注意しましょう。
ロストギラティナデッキの対策
対策ポケモンやデッキ
ルギア | ハバタクカミ |
---|---|
ギラティナ側に「シンオウ神殿」が採用されていることも多いですが、1枚だけの場合が多く、ルギアの技で破壊することも出来るため、完全な対策にはなりにくいです。
また、最近ではキュワワーやウッウの特性を無効化できる「ハバタクカミ」も採用され、よりロスト系のデッキに対しての風当たりが強くなっています。
手札干渉系に弱い
ジャッジマン | ナンジャモ | アンフェアスタンプ |
---|---|---|
そのため、手札干渉系の効果で手札をリセットすることで、相手に強い動きをさせないというのが重要になります。
また、1度手札を減らされると、引き直すハードルが高いデッキでもあるため、そのまま機能不全になる可能性もあります。
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