ルチア(SR)PSA10の買取価格と値段推移｜なぜ高いの？

ポケモンカード「ルチア(裂空のカリスマ)」PSA10の買取価格や相場情報をまとめています。

非鑑定品との価格比較や、高騰予想、高い値段で取引されている理由などについても解説しているので、ルチアSRについて知りたい方は是非参考にしてください。

ルチア(SR)の販売・買取価格

※価格は9/26時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

ルチア(SR)の販売価格は200,000円前後となっており、大手のポケカ販売店では在庫が無しという状況が続いています。

メルカリなどのフリマサイトであればもう少し安い値段で販売されていますが、カードの状態が悪かったり偽物のカードが販売されている可能性もあるので、基本的には信頼性の高い有名な店舗で購入したり、PSA鑑定品を購入するのがおすすめです。

買取価格は約120,000円となっており、販売価格に対して6割の値段で買取が行われていますが、店舗やカードの状態によっては、記載した価格よりも低い金額が提示される可能性も考えられるでしょう。

ルチア(SR)の相場変動

ルチア(SR)の販売価格が一番高い時期は450,000円前後で販売されており、一番安かった時期は7,000円で購入することもできたので、今では考えられない値段で売られていました。

一番高い値段を記録した時は世間を賑わせた「ポケカバブル」の時期となっており、イラスト評価やキャラ人気の高いルチアSRは異常な値上がりを記録しました。

直近の販売価格は一番高い時期と比べると安めですが、200,000円という高額カードになっているので簡単には購入することができないでしょう。

ルチア(SR)PSA10の値段

ルチア(SR)PSA10の最高価格は約1,000,000円となっています。

PSA10も一番安かった時期は約100,000円で購入することができたので、一番高い値が付けられたタイミングは安かった時期の10倍の値が付けられていました。

まさに「ポケカバブル」を象徴したカードとなっており、鑑定品の価値を改めて再認識させられたカードの1枚となりました。

レアリティ違いの販売価格

ルチア(U)

120円

ルチアはアンコモン(U)のルチアが「裂空のカリスマ」に収録されており、アンコモンであれば120円で購入することが可能となっています。

ルチアはコレクション需要が高いカードなので、ルチア(U)は安い値段で販売されています。

ルチア(SR)はなぜ高いの？

ルチア自体の人気が高くコレクション需要が高い

ルチアはポケットモンスター「オメガルビー」「オメガサファイア」で登場したキャラとなっており、人気が非常に高いキャラクターとなっています。

そのため、ポケカの対戦を楽しんでいるプレイヤーだけでなく、コレクションとしてポケカを集めているユーザーからの需要も非常に高くなった結果、ルチア(SR)の取引価格が高くなっています。

それらに加えて、取引価格が高くなったことによって、ポケカを投資目的で購入する人の目にも留まり、ルチアSRを購入する人が増えたことで、希少性が高くなってしまったことも異常に高騰した要因の1つでしょう。

裂空のカリスマが絶版BOXになっている

ポケカのパックは発売されてから(※)2年程度で絶版になる傾向にあります。

ルチアが高い値段で販売されている理由としては、収録されている「裂空のカリスマ」にプレ値が付けられていることも原因となっています。

裂空のカリスマは既に絶版BOXとなっており、ルチアSR以外にも人気の高いカードが収録されているため、BOXの価格が200,000円前後となっています。

BOXの価値が高いので、中に収録されている封入率の低い希少なカードは軒並み高額で取引が行われています。

現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。

それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。

毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。 どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、2024年の大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。

このルールがある以上、例えば来年の2025年に使えなくなるのは「F」と記載されているカードですが、今年「F」のカードを再販しても直ぐに大会で使えなくなってしまいます。

そのため、ポケカでは翌年に大会で使えなくなるカードを基本再録、再販しない傾向にあり、このことから発売されてから3年が経過する前の年には絶版になっていることが多いです。

ルチア(SR)が再び高騰する可能性はある？

市場のルチアSRが減っているので高騰する

ルチアSRの流通量は年々少なくなってきている状況が続いています。

ルチアSRはコレクションとして購入するユーザーが多く、ポケカ市場に出まわりにくいカードとなっているので、市場に出ているルチアSRの数が減ってくれば、高騰していく可能性が非常に高いでしょう。

現状ではポケカを販売している店舗の多くはルチアSRの在庫が無くなっている状況なので、入手できる経路が少なくなると更に高騰する確率は上がるでしょう。

別バージョンなどが出たら安くなる可能性もあり得る

ルチアのレアリティの高いカードは「裂空のカリスマ」に収録されているカードのみとなっているので、別バージョンのルチアが出た場合などは販売価格が安くなる可能性もあり得るでしょう。

ただし、可能性としては限りなく低い確率となっているので、高騰することはあっても、値下がることに関しては期待は持てないでしょう。

ルチア(SR)を買うべきタイミング

安くなっているが購入自体が難しい

ルチア(SR)の販売価格は7月下旬時点だと少し値下がっているタイミングなので、購入を検討している方には朗報ですが、ルチアSRの購入自体が難しい状況が続いているので、美品などの入手は非常に難しいでしょう。

フリマサイトなどであればルチアSRが売られていますが、偽物を売られる可能性や写真では判断できないような傷が付いている可能性もあるので、購入する際は注意しましょう。

特に安くなっているようなルチアSRには注意が必要で、通常の店舗の販売価格よりも異常に安いカードなどは詐欺の可能性も考えられるので、慎重になりましょう。

安くなることに期待して待つのもおすすめ

ルチアSRは、現状でも購入するには高い値段なので、安くなることを期待して待つのも良い選択と言えるでしょう。

ポケカバブルの時期と比べると、ポケカの販売価格が全体的に安くなってきており、高額カードも値下がってきているので、今後も値下がりが続く可能性は０ではないでしょう。

ただし、これまで紹介した通り、人気の高いキャラであることや、収録されているBOXの希少価値が高いので、大きく値下がりする可能性は低いです。

ルチア(SR)を売るべきタイミング

高騰する可能性が高いので寝かせておくべき

ルチアSRは販売価格が少し下がってきている時期となっており、販売価格が下がることに伴って買取価格も下がってきているので現状は売るべきではありません。

高騰する可能性が高いカードなので、安い時期には売らず、ポケカ市場が再び盛り上がったタイミングや、買取価格が高くなったタイミングで売るようにしましょう。

2年後の2026年であればポケカが30周年を迎えるため、ポケカ市場が賑わい出す可能性が高いので、売る予定の方は長期的に考えて寝かせておくべきです。

ルチア(SR)の基本情報

カード効果が限定的で汎用性は低い

ルチアのカード効果は「プリズムスター」のカードのみが対象となっているので、汎用性の高いカードではありません。

プリズムスターを採用するようなデッキでは活かすことができるので、プリズムスターを使う場合はルチアを一緒に入れるのが良いでしょう。

しかし、レギュレーションがBとなっており、スタンダードレギュレーションでは使用することができないカードになっているので注意しましょう。

「さいとうなおき」さんがイラストを担当

ルチア(SR)は有名イラストレーターの「さいとうなおき」さんが担当しています。

さいとうなおきさんはXのフォロワーも56万人おり、自身のYouTubeチャンネルも登録者55万人を越えるなど、絶大な人気と支持を受けているイラストレーターさんです。

▷ さいとうなおきさんのTwitterはこちら
▷ YouTubeチャンネルはこちら

さいとうなおきさんは、これまでにもポケモンカードのイラストを多く描いており、高額カードとして有名な「ロイヤルマスク」やポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーフェスタを記念した「ピカチュウ」など様々なカードを担当しています。

今までに描いたポケカは325枚となっており、ポケカ界隈では知る人ぞ知る有名なイラストレーターさんと言えるでしょう。

▷ さいとうなおきさんが手がけたポケカ一覧はこちら

ルチア(SR)の入手方法は？

ルチア(SR)は、2018年6月1日に発売された、「裂空のカリスマ」に収録されています。

ルチア(SR)の封入率

裂空のカリスマはSRが1boxに1枚は確定で入っています。

裂空のカリスマにはSRが8種類あるため、1BOX買った場合にルチアのSRが出る確率は約1.2%と1点狙いで入手できる確率はかなり低くなっています。

まとめ

ルチアSR(裂空のカリスマ)は、収録されているBOXが高価だったり、キャラ人気が高いということもあって、コレクション需要が非常に高いカードとなっています。

ポケカバブルが起きた時はPSA10の販売価格が約1,000,000円を記録しており、ルチアが登場した当時では考えられないぐらいの販売価格にまで値上がりしました。
まさに、ポケカバブルを感じられたカードの1枚となっていますが、現在の販売価格は徐々に安くなってきているので、気になった方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。